「RIZINに出場しているこの時期は僕の人生の中で最も輝かしく、大切な時間だと思っているのでそれに自分の全てを注ぎます。」
ーー前回の試合からどのようにして過ごしていましたか?
テオドラス 前回の試合では負けてしまった自分に対していら立ちがあり、少し休暇を取ってからすぐに練習を再開しました。ヨーロッパで一番大きな大会であるKOKにも出場し、そこでウクライナ人の対戦相手に一本勝ちをしました。その後コンバットサンボのリトアニア大会で優勝し、ヨーロッパ大会の切符も手に入れ、ヨーロッパ選手権では準優勝しました。その後にはバルチックグラップリング大会にも出場し100キロ級の王者になりました。その間ずっとRIZINからのオファーを待っていました。
ーー対戦相手のカール・アルブレックソンの印象を教えてください。
テオドラス カールは独自のスタイルを確立したとても良い選手だと思います。どんな実力者にも勝てるという事を彼は証明しました。そんな彼とは動きが沢山あって、RIZINのファンたちが喜ぶような面白い試合ができたら良いなと思っています。
ーーどんな試合になると予想しますか?
テオドラス この試合に向けてたくさん練習を重ねてきました。対戦相手はやる気満々だと思うので、面白くて動きの沢山ある激しい試合になると思います。戦略や技術よりも野性的で精神面が大きくものをいう試合展開になると思います。彼は僕と比べると試合展開が多少スローに思えるので彼のペースに引きずり込まれないようにしっかりしたいと思います。
ーー日本で試合をする事はどうですか?
テオドラス 日本で試合をする事は前からの夢でした。それが叶ってこうして呼ばれ続ける事は非常に光栄です。日本の武道の精神を感じ、運営側が選手側に与えるケアやファンの暖かい声援を受け事が出来てとても嬉しいです。日本では選手が勝敗関わらず常にリスペクトされます。ファンたちは正直で、感情豊かです。日本にいる時は自分がスーパースターになったように演出してくれます、だからその期待に応えて良い試合をしなければならないと思っています。
ーーRIZINで試合をする事はどんな気持ちですか?
テオドラス 僕が総合格闘技を始める前にPRIDEの大会はほとんど見ました。ああいう舞台で戦いたいという気持ちは常にあり、こうやってRIZINの一部として認識されている事がとても嬉しいです。すでに4試合をしていて、できる事ならこのままずっと出場し続けたいです。RIZINに出場しているこの時期は僕の人生の中で最も輝かしく、大切な時間だと思っているのでそれに自分の全てを注ぎます。
ーーファンにメッセージをお願います。
テオドラス この試合の為にたくさん練習をしています。皆さんに素晴らしい試合を魅せられるように準備万端で日本に行きます。ファンの皆さんの為に僕はなんでもやります。