──前回のRIZIN参戦(2015年12月31日)から、今回試合が決まるまでどのように過ごしていましたか?

前回ギャビ・ガルシアと試合をして、地元に帰ってから体調を崩して手術をしました。無事に手術が成功して、完治するまで数ヶ月かかりました。その間自分の人生について考える時間がたくさんあり、自分を振り返るとても良い機会だったと思います。担当医からOKが出てからはMMAの練習を再開して、プロレス興行で移動しつつ復帰に向けた準備をしてきました。

──KINGレイナ選手の印象を教えてください。

KINGレイナと私は共通の目標を持っていると思います。彼女はとてもタフだけど、「クイーンオブリングス」のレイディー・タパよりタフではない。今まで静かに戦いの準備をしていたけれど、機は熟したわ。これからは私の時間! 戦いの準備はできている。圧倒する準備もできている。MMAファイターとしての成長を見せつける時が来た。KINGレイナをひざまずかせる為の準備は整いました!

──前回日本に初来日した際の経験はいかがでしたか。

日本での体験はとても素晴らしいものでした。人も文化も食事も、全ての環境が素敵でした。RIZINのホスピタリティー、人の良さは突出したものがありました。日本と日本人が大好きです!

──RIZINで戦ってみていかがでしたか。

初めて会場に足を踏み入れた時は、興奮して鼓動が激しくなったわ。ここの会場で、大勢の観客の前で、そしてTVで何百万人が観ている前で戦う事は、全ての格闘家が夢見る舞台だと思います。その舞台でレイディー・タパが「クイーンオブリングス」たる事を証明するチャンスを与えられた事は非常に光栄でした。RIZINは私がプロレスラーとして、総合格闘家として戦える事を証明するチャンスを与えてくれました。RIZINとそのスタッフの皆さんに心から感謝し、尊敬の念を抱いています。

──最後に日本のファンに向けてメッセージをお願いいたします。

世界中のレイディー・タパのファンへ。私は努力と情熱、決意、自分を信じて常に前向きな姿勢を保てば何でもできる事を強く信じています。人生は辛いものです。ただ何度打たれても決して諦めないで立ち上がり続ける事が大切です! それがチャンピオンを作ります! 今、私はあなた方のサポートのお陰でこの人生を歩んでいます。そんな皆さんに感謝し、恥じないように戦います! It’s Tapa time! 戦う準備はできた! ひざまずきなさい!