[RIZIN トーナメントルール:
 5分2R / インターバル60秒 / 延長5分1R(無差別級トーナメント2回戦1)]

無差別級トーナメント二回戦。

1R、開始からボクシングで勝負に出る両者。モルダフスキーの右フックでバヨルが左目上から出血。組み付きからのテイクダウンに成功したモルダフスキーは、バヨルの顔面とボディにパウンドを落としていく。スタンドでも、左フックをヒットさせるモルダフスキーが試合を優勢に進める。

2R、またも組み付きからのテイクダウンに成功したモルダフスキーは、バックに回るがここでバヨルがモルダフスキーの右腕をアームロックに極めに行く。しかし下からのためこれは極めるには至らず。トップポジションからパウンドを入れていくモルダフスキー。さらにサイドポジションからもパウンドを決めていき、バックポジションに移行したところで試合終了のゴング。

判定は3-0でモルダフスキーが判定勝ち。31日の準決勝に駒を進めた。

シモン・バヨルのコメント

──試合の感想をお願いします。

バヨル コンディションは良かったんですけど、試合は思い通りにいきませんでした。闘う時に心がそこにないというか、十分集中できていませんでしたね。

──どういう理由から集中できなかったんですか?

バヨル どうしてそうなったのかはわからないんですが、自分らしく闘うことができませんでした。

──今後このトーナメントがあったらまた出場したいですか?

バヨル ぜひまたこういった大会に出場させていただければうれしく思います。前に進むためにたまに一歩下がって、自分の弱いところを見て、また前に進まないといけないと思います。こういった大会が日本にあっていい機会だったと思っています。主催者が全世界のいろんな国から選手を集めて、私たちに挑戦する機会を与えてくれているから非常にいいと思います。最後に私のファンの皆様に感謝の言葉をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。