村田夏南子

「(中井選手がグラビア出たりいろいろしていますがそれについてはどう思いますか?)みんな違っていいんじゃないですか?(笑)」

──コンディションはどうですか?
村田 インフルエンザも無事治って。今は大丈夫です。
──その期間はどういう気持ちでしたか?
村田 ちょっと焦りがあったり、試合があるから練習しなきゃっていう焦りがあったんですけど、焦っても寝てなきゃいけないし、仕方がないなって葛藤していました。
──試合前にそういう状態になるのは初めてですか?
村田 初めてではないです。
──中井りん選手との試合は特別意識することはありますか?
村田 いつも通りですね。
──中井戦に向けて特別なトレーニングは?
村田 アメリカに行って自分より重い選手と肌を合わせて練習してきました。
──今まで違った練習方法を取り入れた?
村田 今まで通りですね。
──中井選手に合わせてということでもなく?
村田 身長とか体型とか似た選手とやってきました。
──今回実質一階級上になると思うんですけど、身体作りとかで変えてきた部分はありますか?
村田 身体作りはそんな気にしていないです。気にせずにご飯食べてトレーニングして、いつも通りやってきました。
──試合でこの体重は初めてですか?
村田 7月に3試合目をやったときに57キロでした。
──一旦上げて下げてという感じですか?
村田 はい。
──今は?
村田 58になりました。
──中井選手の投げ技、押さえ込みは警戒するポイントですか?
村田 そうですね。
──それ以外はありますか?
村田 カウンターの選手なんで。
──中井選手がグラビア出たりとかエロツヨっていうキャラクターが確立されているんですけど、それについてはどう思いますか?
村田 みんな違っていいんじゃないですか?(笑)。
──前回は入場のときにマスクを被っていましたけど、今回は何か考えていますか?
村田 楽しみにしていてください。ないかもしれないです(笑)。すいません。
──インフルエンザでどれぐらい休んでいました? 詳しい症状などを教えてください。
村田 公開練習の時に凄い身体がだるくて、熱を計ったら38度近くあって。そこで薬もらって飲んで寝たんですけど、そこから凄く良くなって。熱下がって3日の間は感染するって言われていたので、3日間空けて練習を始めました。鼻水は今も止まんないです。
──実質4日ぐらい休んでたってことですか?
村田 5日ですね。
──今回はレスリング時代の仲間は応援に来てくれますか?
村田 登坂絵莉が応援に来てくれるって言ってました。
──インフルで動けない間はデータ的な対策とか映像を見るとか、どんな使い方をしていました?
村田 さっき言ったみたいに凄い練習しなきゃっていう気持ちとここにいなきゃいけないという気持ちと……。
──治療に専念していたっていうことですか? イメージトレーニングとかは?
村田 打撃のイメージとかはやってました。
──男性の選手とも練習したり、圧力のある選手とやって中井選手の押さえ込みに対処できる自信はつきましたか?
村田 組み付いてきたら力の強い選手、大きい選手とかでもやれるんだなっていう自信はつきました。

アラン・ナシメント

「前回の気持ち、プラス今回の気持ちを合わせて、とにかく相手を殴り倒してKOで勝ちたいと思います」

──コンディションはどうですか?
ナシメント 万全なコンディションです。試合のために万全な準備をしてきたので、再び日本で試合ができることはうれしいことです。
──前回元谷選手とできなかったんですけど、今回は意気込みを新たにしている感じですか?
ナシメント 前回は対戦相手の顔すら見ることができませんでしたからね。4月から準備してきたので、フラストレーションがありましたけど、今回は試合に出られると確信しているので楽しみにしています。
──フラストレーション?
ナシメント 前回はフラストレーションがありましたね。日本からもの凄く離れた世界の裏側からやって来たのに計量で相手が現れないの失礼過ぎると思いました。非常に残念な結果でしたね。今回は試合が無事に行なわれることを望みます。
──どんな勝ち方をしたいですか?
ナシメント 私はシュートボクセの選手ですので、我々の伝統を活かして、判定では勝ちたくないですね。KO目指して勝ちたいと思っています。
──今回の60キロ契約ということに関してはどうですか?
ナシメント 今回、新たな挑戦ということで、通常よりは上なんですけども、そのために万全な準備をしてきました。計量も問題ないですし、試合を待つだけです。本当にいい気持ちで闘うことができると思います。
──元谷選手に怒りをぶつけたいという気持ちはありませんか?
ナシメント 前回、元谷選手が現れなかったので、前回の気持ち、プラス今回の気持ちを合わせて、倍ぐらいの気持ちで闘いたいです。とにかく相手を殴り倒してKOで勝ちたいと思います。
──元谷選手は一階級上げたのが前回の試合なんですが、それを見ましたか? 見ていませんか?
ナシメント 正直なところ、前回の試合は見ていません。勝ったことは知っています。体重落とすことに困難だということで上げたということですが、試合自体は見ていません。ただ、自分もウェイトを増やしましたし、今の自分は強いと感じています。いいコンディションだと思います。
──今回、シュートボクセの代表として来日されましたけど、どんな気持ちで臨みますか? 
ナシメント 自分は新しい世代の選手として来日しております。シュートボクセとしてはいろいろありました。世代交代のためには若干時間が必要で、目立った動きはありませんでしたが、今回はRIZINのために万全なコンディションで来日しているので、試合に挑むのが楽しみです。ぜひ見てください。
──RIZINはブラジルのテレビ局で生中継されますが、どんな気持ちですか?
ナシメント ディレイなしで生中継されるのは凄くれうしいです。家族も見られるし、シュートボクセは全国に支部があるので、生徒たちも楽しみにしていますし、皆さんに見てもらえるのはうれしいです。ただ時差があってブラジルでは朝の4~5時の放送で早起きはきついかもしれませんが、全力で闘いますので、ブラジルでもぜひ応援していただきたいと思います。

ワジム・ネムコフ

「見ごたえのある試合、日本のファンをガッカリさせない内容の試合を披露したいと思います」

──今回どのような気持ちで準備をしてきましたか?
ネムコフ 勝つこと。それが一番の目標です。私は勝つために全力を尽くします。そういう気持ちです。
──リザーブマッチですが、無差別級トーナメントは気になりますか?
ネムコフ アリソン・ヴィセンテに勝利したら第一リザーバーとしてトーナメントに参加できるチャンスも生まれてくると思うんです。そういうチャンスが生まれたらうれしいと思います。
──前回からどんなところを強化して来ましたか?
ネムコフ いろんなやり方をやりましたね。やっぱりスタミナをつけたいということで、機能的な体力強化を中心にやってきました。
──日本の格闘技ファンにどういうところを見せたいですか?
ネムコフ やっぱりファンのことは大切だと思いますし、見ごたえのある試合、彼らがガッカリしない内容の試合を披露したいと思います。
──練習パートナーのヒョードル選手が今回ベラトールへの参戦が決まりました。練習はしていますか? そして彼はどんなコンディションですか?
ネムコフ 最近数カ月は私自身は筋力アップ、耐久性をつける練習をしてきました。ヒョードルは持久力を高めることをやっていたので、メニューが違っていましたから。それぞれ自分の目標に向かってのプログラムをやっていました。
──相手の情報や映像を見ることはありましたか?
ネムコフ 1~2回の試合はビデオで見ました。彼の強い面に気をつけて、実際に闘ってみて自分が取るべき作戦を決めていきたいと思います。とてもいい選手だと思います。

ダロン・クルックシャンク

「北岡選手の好きなようにはさせません」

──日本に来た気持ちはいかがですか?
クルックシャンク 何度か来ましたけど、その時は地方都市でしたからね。今回は都心ですし、見るところもたくさんありますし、文化的な部分でも刺激を受けています。
──対戦相手の北岡悟選手については?
クルックシャンク 得意なところがひとつの所に長けている印象があります。カカトを狙ってくるイメージがあるので、彼が得意な体勢を取られないようにしようと思います。
──寝技が得意な選手で日本人らしいと思いますか? アメリカにはなかなかいないタイプだなと思いますか?
クルックシャンク 柔術でグラップリングが得意だと思いますが、アンクルホールドを好んでいるスタイルですよね。彼が好きな体勢、スタイルにはさせないと思っていて、北岡選手の体型とかこれまでの対戦の内容を見ているとそういう印象がありますけど、好きなようにはさせません。
──日本にはいつから来ていますか?
クルックシャンク 24日のクリスマスイブに日本に来ました。
──見るところがたくさんあったということですけど、例えばどんなところを見て、どんな感想を持たれましたか?
クルックシャンク 特にどこがどうということではなくて、いろんなところを気ままに歩くのが好きなんです。例えば小さなお店に入ってみたり、観光という感じでもないですけど、いろんなところを見て文化的に刺激を受けます。
──北岡選手は最近はケージレスリングを得意としているんですが、今回ケージではなくリングでの闘いはあなたにとってアドバンテージになりますか?
クルックシャンク 北岡選手はたしかにケージレスリングを得意としているし、リングの真ん中のオープンスペースで闘うほうが僕にとって圧倒的に有利だと思います。自分のストライカーとしてのスキルを発揮できると思いますし、僕は高校、大学といろいろな試合をしているんですよ。だから、足を狙うグラップリング一辺倒の闘い方じゃないところが僕の強みだと思います。

浅倉カンナ

「女子のトップバッターとして試合をさせてもらうので勢いのある試合をしたいなと思います」

──これまでいろいろ試合をやってきましたけど、RIZINの雰囲気はどうですか?
浅倉 緊張する部分もあるんですけど、いままで通りできればと思います。
──試合に向けてどのような準備をしてきましたか?
浅倉 試合が決まるまでは追い込みでやってたので、決まってからも同じように準備っていうよりもいままでずっとやっていたことを。
──対戦相手の研究は?
浅倉 映像を少し見ました。いつもはあまり見ないので、先生に言われたことを自分で考えて練習したりしています。
──対戦相手を迎えてどこを強化しましたか?
浅倉 同じ寝技でテイクダウンとかグラウンドが強い選手だと思うので、自分もそこで負けてしまうんじゃないかと考えて、グラウンドも強化しましたし、打撃もけっこうやりました。
──テレビ放送もありますけど、周囲の反応はどうですか?
浅倉 結構連絡が来たり凄いです。学校でも声をかけられるようになりました。全然知らない人からも声かけられました(笑)。
──コンディション的にはいい感じ?
浅倉 バッチシです。
──お父様から何かありましたか?
浅倉 お父さんは相手の動画を見るんですけど、アドバイスは結構ありました。
──今回RIZINに柏で一緒に練習している那須川天心が出ます。
浅倉 天心くんとは一緒に練習しています。
──どんな練習ですか?
浅倉 う~ん……練習っていうか、天心くんとは学校の話とかしました(笑)。
──どういう話なんですか?
浅倉 どこの学校に行っているんですかとか(笑)。
──RIZINに出ることでいろんな人が見ると思うんですが、どういういったアピールをしたいですか?
浅倉 テレビでも放送されるかもしれないので、格闘技はおもしろいなということを自分が伝えられたらいいと思います。
──女子の試合もたくさん組まれますけど、対抗意識は?
浅倉 それはないんですけど、女子のトップバッターとして試合をさせてもらうので勢いのある試合をしたいなと思います。
──どちらかというとケージの試合が多いですが、リングということで対策は?
浅倉 今までケージのほうが多かったんですけど、この間のDEEPもリングだったので、そんなに気にせず試合をしようかなと思っています。

Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016
無差別級トーナメント 2nd ROUND

対戦カード・開催概要
http://jp.rizinff.com/_ct/16978370