(lose)ジョアン・アルメイダ
1R 2'25" TKO(レフェリーストップ)
アミール・アリアックバリ(win)

ブラジルからやってきた殺傷能力抜群の打撃を持つ男、ジョアン・アルメイダと元レスリング世界選手権王者であるアミール・アリアックバリが激突。無差別級トーナメント開幕戦、RIZINトーナメントルール5分2Rで行われる。

1R、先に打撃で仕掛けたのはアルメイダだが、アリアックバリは組みつきからのテイクダウンにあっさりと成功。そのままサイドポジションから両脚でアルメイダの右腕を封じると、強烈なパウンドを顔面に打ち込んでいく。なすすべなしのアルメイダにレフェリーは試合をストップ。アリアックバリが秒殺勝利で一回戦を突破した。

アリアックバリは「日本の皆さんの前でファイトできて嬉しく思います。私はもともとレスラーとして活躍していて、RIZINには多くのレスラーが出場している。自分もその中の一人として光栄に思う。また年末にお会いしましょう」とマイクアピール。

アミール・アリアックバリ コメント

──試合の感想をお願いします。

アリアックバリ まず日本で試合ができてとても光栄に思っています。そして、日本人の前でこのような試合ができて嬉しく思っています。今回の試合に対して凄く満足しています。

──RIZINの雰囲気はどうでしたか?

アリアックバリ RIZINは去年の10月から始まったと思うんですけど、私の希望としてはずっと参加したかったんです。だから、今回は親切な日本国民の前でRIZINの仲間として闘うことができたことをうれしく思っています。

──トーナメントを勝ち抜きましたけど、闘いたい相手はいますか?

アリアックバリ 私はいません。指名はできません。RIZINが選んでくれればどんな相手でも闘いたいと思います。

──対戦相手がブラジル人でしたけど、試合を振り返ってみて大変だったことはありましたか?

アリアックバリ あまりにも今回の試合は短かったんで、考えるひまさえありませんでした。自分にとって最もいい結果を出したと思います。だから、これはベストだったんです。

ジョアン・アルメイダ コメント

──試合の感想をお願いします。

アルメイダ まず最初にこのRIZINに参加させていただいたことをとても感謝しております。日本が大好きですし、ファンです。ただ、試合に関しては負けてしまいまして、とても悲しいです。私としてはパンチとかでダメージを感じていなかったんですが、レフェリーが早い時点でストップしてしまったので、少し納得がいかないところはありますが、これも経験となりました。

──相手は強かったですか?

アルメイダ アミールは強いですけれども、彼はヘビー級ですので、とても体重もありますので、私としては特段凄いとは思いません。普通だと思います。

──自分の持ち味は出せましたか?

アルメイダ 実力を発揮することはできませんでした。私自身、彼のパンチとかはまったく効いてなかったんです。マットに倒されましたけど、ダメージを感じていなったですし、それは本当のことなんです。ただ、レフェリーにすぐにストップをかけられてしまいました。本当に悔しい思いです。今年は3回KO勝ちしてきておりますので、もっと実力を発揮したかったです。

──今回はあなたは初めてRIZINに参加されて、このような経験をされて、決定的だったのはマットに倒されたことだと思いますが、今後どう立て直していくことを考えていますか?

アルメイダ 私は実力を発揮することができませんでしたけど、次回必ず戻ってきて、自分の実力を十分に発揮したいと思います。日本が大好きになりました。以前から日本の文化を尊敬しておりましたけども、日本に来てからは皆さんに大変暖かく受け入れられて、感謝しています。このような大会に参加させていただいたことを心よりお礼を申し上げたいです。次回必ず戻ってきて、自分の本当の姿をお見せしたいと思っております。