2015年12月29日 SARABAの宴 第六試合 スペシャルワンマッチ

1R

ともにオーソドックス。試合はまずスタンド打撃戦となり、トコフがプレッシャーを掛けてロープを背負わせ右ストレートを交えた連打を見舞うが、マシューズが打ち返すとトコフは一旦下がる。

トコフはそこから再び踏み込んでの右ストレートをマシューズのこめかみ付近に当て、これでマシューズはダウン。トコフがパウンドに入ったところでレフェリーは試合を止めKO決着となった。

アナトリー・トコフ試合後インタビュー

―試合を終えての感想は?
勝ってとってもうれしいです。海外で初めて試合しましたが、初めてというものはとても意味があって、責任があるものだと思います。

―もっと長くリングに上がっていたいという気持ちはありますか?
そういうことはありません。早く終わればいいと思っています。チャンスを失ってしまえば、どうなるかわからないので。

―ヒョードルさんとのトレーニングはいかがでしたか?
ヒョードルさんは合宿のときに、「こうしなきゃいけない」という見本を見せてくれました。

AJ.マシューズ試合後インタビュー

―RIZINの舞台を熱望していたが、リングに立ってどうだったか。
このような機会を与えていただいて幸運だったと思います。夢が叶ったけど結果は残念なものでした。でもぜひまた戻ってきたいと思います。

―厳しい戦いになると思われながらも、なぜこの戦いをそこまで待望したのか。
難しいものになるだろうとわかっていたけど、だからこそワクワクした試合ができると思ったし、彼のようなハイレベルな選手と戦えることがよかったと思う。いつも”ベストガイ”と戦いたいと思っているので、こういった機会は嬉しいです。

―またトコフ選手と対戦したいですか。
自分はそういうふうに思うタイプの人間ではなくて、今回負けてしまったことを次の糧にしたいと思うタイプ。もしどこかのトーナメントで会う機会があれば、戦う可能性もあるかもしれません。