2015年12月29日(火)・31日(木)にさいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX2015さいたま3DAYS」に、髙阪剛が参戦することが決定した。2006年5月にマーク・ハント戦で負けを喫し現役を引退していたが、今回が現役復帰戦となる。

髙阪は1970年生まれの45歳。93年にリングスに入門し、98年にUFC初出場を果たすと、日本人初のUFC定期参戦を実現し、“世界のTK”として一躍有名に。リングス時代には「世界最強の男」と呼ばれるエメリヤーエンコ・ヒョードルにTKO勝ちを収めるなど、数々の強豪と対戦した。

引退後は後進の指導に力を入れながら、解説者としても活躍。近年では日本ラグビー協会より日本代表候補合宿にスポットコーチとして招聘され、タックルやファイティングスピリッツを伝授。「ラグビーワールドカップ2015イングランド」での日本チーム大躍進に貢献した。引退後もトレーニングは欠かさず行っており、TK自ら「生涯最高のコンディション」と豪語するほど心身ともに準備万端。満を持して現役復帰を果たす。