11月6日(金・現地時間)、アメリカ・ミズーリ州セントルイスのスコットレード・センターにて、スコット・コーカー氏が代表を務める「Bellator145」が開催された。
セミファイナル開始前、ケージにRIZIN実行委員長の榊原信行、そしてギャビ・ガルシアとレイディー・タパ、キング・モーが入場した。
まずは榊原実行委員長が、年末に開催するRIZINをスパイク TVで放送すること、そして、豪華な顔ぶれの選手たちが出場することをアナウンス。続いて司会者から、RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015トーナメントにBellator代表としてキング・モーが参戦すること、そして、ギャビ・ガルシアvsレイディー・タパのスペシャルワンマッチが行われることが発表された。
トーナメント出場ボードを受け取ったキング・モーは、「日本で戦うことができて嬉しい。日本でもキングになることを狙います」とコメント。観客は熱狂し、会場から大きな歓声と拍手が湧き上がった。
最後にギャビ・ガルシアとレイディー・タパが激しく睨み合い、早くも両者は戦闘モードに突入した。
キング・モーは「日本で、ベストな状態で試合ができる。日本のファンのためにベストを尽くし、賞金も手に入れてみせます」と改めてコメントを残した。
早くから参戦が決定しており、ようやく対戦相手が決まったギャビ・ガルシアは、「タパと戦えることを嬉しく思っています。お互いにとてもタフな試合になるでしょう。タパは強いけど、私も負けていない!簡単な相手ではないけれど、戦う準備はできている。家族たちのため、日本で戦います!」と熱く語った。
そして、そのレイディー・タパは「とても興奮しています。ギャビはプロ柔術家で、私はプロレスラー。2人のスタイルは違いますから、今まででいちばんの挑戦となるでしょう。でも、私は今フロリダのアメリカン・トップ・チームでとても過酷なトレーニングを行っています。日本で戦う準備はできています。勝つのは私でしょう」と勝利宣言した。
榊原実行委員長は、「すごく壮絶な試合になると思います。女子格闘技史上、最重量級の試合に、みんなワクワクするでしょう。タパはポテンシャルがある選手で、ギャビにとっても決して簡単ではない相手です」とコメント。“最強の女性”の称号を手にするのは、果たしてどちらか?
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