RIZINトーナメント一回戦でゴラン・レリッジと対戦するロシアMMA ユニオンのワジム・ネムコフ。「日本のファンが喜んでくれるような美しい試合を」と抱負を語った。

—今回、ロシア代表としてRIZINに出ることが決まりましたが、心境はいかがですか。
このようなトーナメントに出場できることを非常に嬉しく思っています。これからしっかり練習して、本番に向けて準備していきたいですね。

—今回は対戦相手を自分で選ぶ立場でしたが、どんな気持ちでしたか。
基本的には与えられた相手であれば誰でも構わないというスタンスですが、今回は自分で選ばなくてはいけない立場でした。どういう観点で選んだかというと、“自分にふさわしい相手”ですね。弱い相手というわけではありません。トーナメント出場選手の試合は少しですがどの選手も見たことがあったので、強いと思う選手を選びました。

—本番に向けて、どんな練習をしていますか。
今はいろんな角度から対応できるように、ファンクショナルな練習をしています。今日対戦相手が決まったので、来週からはしっかり相手のことを研究して、勝つための練習体制を作っていくつもりです。ゴラン・レリッジ選手は背が高くて手が長いので、パンチを使ってくるのかなと思っています。

—ロシアのMMAユニオンについて紹介していただけますか。
日本と同じような、総合格闘技の大会です。ロシアの場合は脚にサポーターをして、グローブも長めのものをつけて戦います。初日に3試合、次の日に決勝戦という形でトーナメントを行っています。こういう大会に出ると手も足も感覚がなくなります。それくらいハードなトーナメントです。

—日本の格闘技についてはどんな印象がありますか。
日本の格闘技はすごいと思っています。日本の格闘家も強い選手ばかり。日本は柔道発祥の地ですし、格闘技を誇る国だと思います。

—楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。
日本の格闘技ファンは美しい試合を支持してくれる気がするので、その思いに応えられるような試合をして勝ちたいと思います。