12月11日、対戦相手がジェロム・レ・バンナに決定した把瑠都ことホーヴェルソン・カイドが、都内・高田道場で公開練習を行った。

この日、フジテレビ系「バイキング」の生放送に高田延彦RIZIN統括本部長が出演。番組のエンディングでホーヴェルソン・カイドの対戦相手がジェロム・レ・バンナに決定したことを発表した。

それを受けて、榊原信行実行委員長、ホーヴェルソン・カイド、トレーナーの小路晃が高田道場にて記者会見。その後、公開練習が行われた。

会見では、ルールが3分3ラウンド+エキストララウンド1ラウンド(RIZIN MMAルール)で行われることが告知された。また、今後120キロ以上のスーパーヘビー級は、このラウンドを基本として行われることがあわせて発表された。

公開練習では、縄跳び、パンチ・キックミット、バービートレーニングが行われ、スーパーヘビー級とは思えない軽快な動きを披露。打撃だけではなく、柔道時代に培った寝業の成長ぶりも見せつけた。

特に「肩固め」は、トレーナー小路に「砂地が水を吸い込むように、すぐマスターした」と言わしめるほどスムーズな動きを見せた。

また、相手をパンチで一気に押し込む相撲の電車道さながらの「バルトトレイン」、相手を持ち上げマットに叩き付ける「バルトクレーン」、そして、押さえつけた相手の顔面に容赦なく鉄槌を打ち込む「バルトハンマー」を披露。その豪快な技には、報道陣から驚きの声が上がっていた。

公開練習後は囲み取材に応じ、順調な仕上がりぶりをアピール。来週からは富山で合宿を行い、最後の仕上げを行うとのこと。