3月16日(水)都内にて「トップ Presents RIZIN.1」の記者会見が行われ、イリー・プロハースカvs.藤田和之、元谷友貴vs.アラン・ナシメントのMMAスペシャルワンマッチ2カードが発表された。
会見ではまず、髙田延彦RIZIN統括本部長が対戦カードを発表。イリー・プロハースカvs.藤田和之は110kg契約、元谷友貴vs.アラン・ナシメントは56.7kg契約で行われることがアナウンスされた。
元谷友貴と対戦するアラン・ナシメントは、昨年末元谷と対戦したフェリペ・エフラインと同門のシュートボクセに所属し、フジマール会長によるとエフラインを上回る実力の持ち主とのこと。勝利のほとんどを一本勝ちで収めているものの打撃が得意で、同階級にしては175cmと長身。元谷にとっては厳しい相手になりそうだ。
その上で髙田本部長は「世界に出て行くファイターに、進化していってもらいたい」と激励した。
また、PRIDEや戦極、IGFでトップファイターたちと鎬を削ってきた藤田について「レジェンドだけど衰えを感じさせない」と評価し、00年PRIDE GPでのマーク・ケアー戦(藤田が判定勝ち)、01年K-1 ANDY MEMORIAL 2001のミルコ・クロコップ戦(ドクターストップにより藤田がTKO負け)、03年PRIDE.26のエメリヤーエンコ・ヒョードル戦(藤田が一本負けも、ヒョードルをぐらつかせる場面を見せた)と、代表的な試合を振り返った。
そして、昨年末のトーナメントで石井慧をKOしたプロハースカとの、22歳もの年齢差のあるこの一戦に「RIZINの今そしてこれからに、強烈なスパイスを落としてくれる闘いになるのではないかと思います」と期待を寄せた。
榊原信行RIZIN実行委員長は、藤田の印象に残っている試合として、06年PRIDE GPでのジェームス・トンプソン戦(藤田がKO勝ち)、PRIDEの最後の闘いとなったPRIDE.34でのジェフ・モンソン戦(藤田の一本負け)などを挙げ、「この漢と一緒に次の歴史を刻みたい。藤田選手に全てを託して、メインをお願いしたい」と、イリー・プロハースカvs.藤田和之の試合がメインカードになることを明かした。
昨年末のRIZIN FIGHTING WGP 2015トーナメントでベスト4となったイリー・プロハースカ、テオドラス・オークストリス、ワジム・ネムコフを”RIZIN三銃士”とし、「三銃士揃い踏みで名古屋の大会に臨みたいと思います」と、テオドラス・オークストリス、ワジム・ネムコフの参戦を明言。
また榊原委員長から、名古屋大会観戦ツアー、そして2015年末大会のDVD販売についてもそれぞれアナウンスされた。
「これまで色々とありました。あれから色々なことがありました。藤田は戦を選び、ここに戻ってきました。あとはその覚悟をリングでお見せするだけです。」(藤田)
「自分よりも遥かに知名度のある選手と日本で試合できる事をとても楽しみにしています。とても厳しい試合になりますが、私はどんな試練にも立ち向かいます。これから試合に向けた最終調整をしにポーランドに行きます。みなさんの応援に感謝しつつ、万全の状態で試合に臨める様に努めます。」(プロハースカ)
「まずは今大会に出場するチャンスをいただきRIZIN関係者にお礼を申し上げます。年末は対戦相手が計量オーバーしたのですが結果的に自分の詰めの甘さを実感する試合になってしまいました。今回はキッチリ一本かKOで極め、再びエフラインとの再戦に繋げたいです。」(元谷)
「RIZINのリングで戦う事が出来て光栄です。シュートボクセの人間なら誰もが夢見る世界一の舞台で試合ができる事は、夢が叶ったという事。元谷との試合が素晴らしいものになる事は間違いないだろう。二人の力で最高の試合を提供する事を約束します」(ナシメント)
RIZIN FF オフィシャルストア DVD予約ページ
トップ Presents RIZIN.1 観戦ツアー
名称: | トップ Presents RIZIN.1 |
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日時: | 2016年4月17日(日) |
開場: | 14時00分/開始:15時00分 |
会場: | 日本ガイシホール |
主催: | RIZIN FIGHTING FEDERATION |
特別協賛: | 株式会社トップ |
協力: | 東海テレビ放送 |
アクセス: | 日本ガイシホール 愛知県名古屋市南区東又兵ヱ町5丁目1番地の16 【交通】 JR東海道本線 笠寺駅 徒歩3分 |
Twitter: | @rizin_PR |
Facebook: | https://www.facebook.com/rizinfightingfederation |