[RIZIN MMAルール:
 1R10分 / 2R5分 / インターバル60秒(82.0kg契約)]

(Win)桜井“マッハ”速人 vs. 坂田亘(Lose)
2R 2分37秒 TKO

スペシャルワンマッチ。

画像1: 第4試合 桜井“マッハ”速人 vs. 坂田亘(試合結果詳細)Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント Final ROUND
画像2: 第4試合 桜井“マッハ”速人 vs. 坂田亘(試合結果詳細)Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント Final ROUND

1R、坂田の左フックにマッハは足払いでテイクダウン成功。下から掌底を入れる坂田はクロスガード、マッハはトップポジションから坂田の左脇腹、そして顔面にパウンドを入れていく。しかしここはレフェリーが膠着ブレイク。差し合いでマッハをロープに追い詰めた坂田だが、マッハはひざ蹴りを入れてテイクダウン。そのまま坂田からマウントポジションを奪取したマッハは、顔面パンチを入れていく。一度はマウントを逃れた坂田だが、マッハの太ももへのひじ攻撃で削られていく。サイドポジションから再度マウントを取ったマッハは顔面に重いパウンドを落とし、1R終了。

2R、スタンドでのひざを決めたマッハは、がぶりから4点ポジションで頭部にひざ蹴りを連打、そしてサイドポジション、マウントポジションから坂田の顔面に強烈なパウンドを落としていく。殴られ続ける坂田にレフェリーが試合をストップ。マッハが勝利を収めた。

マッハは「愛の力、感じさせてもらいました。(放送席の)小池(栄子)さん、どれくらい愛の力が強いのか、僕はわざとずっと殴ったんですよ。彼からは立ち向かう姿勢が感じられて、リスペクトできるなと思います。まだまだ僕も、ダン・ヘンダーソンと同じ誕生日なんですけど、50歳まで頑張りたいと思いますので応援よろしくお願いします」とマイクでアピールすると、坂田と抱き合ってリングをあとにした。

画像3: 第4試合 桜井“マッハ”速人 vs. 坂田亘(試合結果詳細)Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント Final ROUND
画像4: 第4試合 桜井“マッハ”速人 vs. 坂田亘(試合結果詳細)Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント Final ROUND
画像5: 第4試合 桜井“マッハ”速人 vs. 坂田亘(試合結果詳細)Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント Final ROUND
画像6: 第4試合 桜井“マッハ”速人 vs. 坂田亘(試合結果詳細)Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント Final ROUND
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画像8: 第4試合 桜井“マッハ”速人 vs. 坂田亘(試合結果詳細)Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント Final ROUND
画像9: 第4試合 桜井“マッハ”速人 vs. 坂田亘(試合結果詳細)Cygames presents RIZIN FIGHTING WORLD GP 2016 無差別級トーナメント Final ROUND

桜井“マッハ”速人のコメント

──試合の感想をお願いします。

マッハ いや、試合自体は凄い良かったです。展開的にすべて。まあ、100点に近いですね。思ったことができました。

──久し振りのさいたまスーパーアリーナはどうでした?

マッハ ボクのウチみたいなもんなんで。ここしか感覚がないんで、戻ってきたなっていう。いつもと一緒です。

──RIZINはどうでしたか?

マッハ 盛り上がっていて凄い良かったですね。

──試合後に坂田選手を称えるマイクがありましたけど。

マッハ 凄かったですね、彼。終始気持ちが折れず、あんだけ殴っても向かってきてたんで。気持ちが強かったですね。

──試合中に感じましたか?

マッハ 感じましたね。極めたりしたら、それで終わっちゃうっていうか、しょぼけちゃうと思ったんで、終始殴って、気持ちに応えるような。彼も言っていたじゃないですか? 死ぬか食われるかっていう試合がしたいって言ってたんで、そのとおりにしました。

──今後も続けていきますか?

マッハ それを望んでいます。

──ブランクは感じましたか?

マッハ ないですね。見ての通りだと思いましたけど。RIZINのルールでやってる。まあ、PRIDEとほぼ同じなので身体に染み付いているので、頭で考えなくても動いてくれるので。ホームタウンみたいなイメージなんで。

──50歳までやるというコメントがありましたけど。

マッハ ダン・ヘンダーソンも47までやっていたので、全然できると思います。あと6〜7年いけると思っているんですけど。

坂田亘のコメント

──試合の感想をお願いします。

坂田 単純にボコボコにされたなと。それに尽きるかなと思います。

──マッハ選手は気持ちが伝わってきたとおっしゃっていました。

坂田 まあ、当人同士のあれはあれなんで、観ている人がいい悪いを判断すると思うんで。ただ、最後に彼みたいなというか、彼とやれてよかったと闘ってみて思いました。

──この試合が最後になりますか?

坂田 はい。

──出し尽くしましたか?

坂田 それを言い出すと悔いが残ってるっていうことになるので言い訳無用です。いろんなことをやろうと思っていたけど、そうさせない強さに負けたので、ボクがまだいろんなことをやれたって言っても何も始まらないので。一言、言い訳無用です。

──セコンドには髙阪選手、田村選手がついていましたけど。

坂田 もう心強かったですし、凄い懐かしいなと。それは控え室ですけどね。でも、励みになりましたよ。

──小池栄子さんとは言葉を交わしましたか?

坂田 さっき控え室に来ましたね。

──どんな言葉を?

坂田 いやあ、そりゃ妻ですからよかったよとは言ってくれましたけど、こっちは全然いいと思ってないんで。ただ、格闘家、レスラーとしては今日で死にましたけど……なんだろうな? なんか言葉にするのは難しいですけどね。大げさかもしれないですけど、レスラーや格闘家としては死にましたけど、まあ命があってよかったなと。それは妻の顔を見た時ですよね。

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