幼少の頃よりスポーツ少年で、中学生時代は現在NBAのレイカーズで活躍する八村塁のライバルとして鎬を削り、抜群の運動神経を見せていた。13年に貴乃花部屋に双子関取として入門し将来を嘱望されていたが、問題を起こした為19年に角界を引退。その後は、気持ちを入れ替え格闘家として生きることを決意すると約50kgの減量に成功。

MMAデビュー戦となった20年9月のRIZIN.24でディラン・ジェイムス相手にヘビー級とは思えない積極的な動きで攻めドクターストップによるTKO勝利、その大晦日では超人・ミノワマンにカーフキックを効かせ、崩れたところに鉄槌を振り下ろしレフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。21年3月の名古屋大会ではプロレスラー宮本和志を1Rわずか8秒でマットに沈め3連勝を飾る。その試合後に渡米し、ヘビー級の猛者たちとの強化合宿を敢行。しかし、6月の東京ドーム大会では柔術黒帯のシビサイ頌真に3R・リアネイキッドチョークを極められ初黒星を喫する。再び渡米し、世界のトップファイターと鎬を削るとMMAファイターとしての強さを身につけて帰国。10月の横浜大会ではSAINT相手に再起戦を白星で飾るも、その後は怪我に泣かされ手術とリハビリで暫く試合から遠ざかっていた。22年7月に約9ヵ月ぶりとなった関根“シュレック”秀樹戦では1Rに打撃を当てると、崩れたところにグラウンドパンチを浴びせ、試合開始53秒で復帰戦を勝利で飾る。その大晦日にマーク・ハントの弟子であるジュニア・タファと対戦し、打撃勝負に挑むもTKO負けを喫した。再起戦となった23年4月大会ではロッキー・マルティネスを血だるまにしフルマークの判定勝ちを収め、9月大会で元UFCファイターのトッド・ダフィーと対戦予定だったが、ダフィーの欠場により10月のRIZIN　LANDMARK 6で韓国のイム・ドンファンと対戦。ローを効かせると3Rに右フックをヒットさせ最後は右アッパーでダウンさせTKO勝利を挙げる完全復活を果たした。23年大晦日のRIZIN.45で上田幹雄と対戦するも、2RにTKO負けを喫し、3連勝とはならなかった。