ルール

RIZIN MMAルール(肘あり):1R10分/2R5分/インターバル60秒 75.0kg

試合結果

(LOSE)北岡悟 vs. ストラッサー起一(WIN)

2R 判定(0-3)

試合内容

画像1: 試合内容
画像2: 試合内容
画像3: 試合内容

起一が終始圧倒して北岡から判定勝ち!!

1R、前に出てプレッシャーをかけていくのは起一。北岡はカウンター狙い。お互いにパンチとローキックで牽制しながら、北岡の右ストレート、左ストレートがヒット。しかしリーチで勝る起一が徐々にペースをつかんでいき、自分の距離から強烈な右ストレートを幾度と打ち抜いていく。北岡の右ストレートがヒット。

起一は右ひざをボディにヒットさせると、北岡をコーナーに押し込む。北岡がバックブローからこの試合初めてタックルにいくが、起一はこれを切る。スタンドで起一の右ヒジ、北岡の左右のフックがヒット。ここも起一がコーナーに押し込む。8分過ぎ、起一の右ストレートがヒットして北岡はダウン。そのままパウンドで起一は鉄槌を落としていく。ここで北岡は下から足関節を狙いにいくが起一は振りほどく猪木-アリ状態となり、起一は「立ってこい」とアピール。

残り時間1分、起一の右ストレートが2発ヒット。ここで北岡が片足タックルにいくがまたも失敗。起一はがぶりから右ヒジを落としていき1Rが終了。

2R、早々に仕掛けた北岡のタックルをまたも切った起一は上になりパウンドを北岡の顔面に落としていく。これは膠着でレフェリーがブレイク。タックルを切られた北岡は下から起一の脳天、こめかみにヒジを入れていく。立ち上がった起一は右ストレートをヒットさせるとそのまま北岡をコーナーに押し込み、テイクダウン。肩固めにトライするが極まらず。残り時間30秒、コーナーで北岡がギロチンにトライしてところで試合終了のゴング。

判定3-0でストラッサー起一が勝利をおさめた。

マイクを取った起一は「会場の皆さん、ストラッサー起一と申します。本日はありがとうございました。そして北岡選手、今回75キロという契約体重で受けていただいて感謝していますし、あの人は本当の男だと思います。ありがとうございました。そして榊原さん、今回はKOできませんでしたが、五味選手と矢地選手の勝者と72キロで戦わせてください。絶対に期待に応えるんでお願いします」とアピールした。

画像1: 起一が終始圧倒して北岡から判定勝ち!!
画像2: 起一が終始圧倒して北岡から判定勝ち!!
画像3: 起一が終始圧倒して北岡から判定勝ち!!

試合後インタビュー:ストラッサー起一

画像: 試合後インタビュー:ストラッサー起一

「KOしたかったんですけどできなかったので、練習して次はKOを必ずとります」

——試合の感想をお願いします。

ストラッサー 予想通りタフな選手でした。

——RIZINの雰囲気はどうでしたか?

ストラッサー 演出がいい感じで盛り上がっているっていうのもわかったんですけど、自分は1試合目ということもあって、試合に集中して、とにかく目の前の相手を倒すっていうことに集中していたので、そんなに会場自体を楽しめたとかそういう感じではないですけど、試合は楽しめたんじゃないですかね。

——試合展開としては、ある程度想像通りでしたか?

ストラッサー そうですね。基本的には打撃で仕留めようと思っていたので、自分の中で右ストレートが何発か当たってたんですけど、けっこう北岡選手がタフで倒れなかったので、途中から無理にいきすぎたら逆にもらうなって思って、バランス見ながらやったっていう感じですかね。KOしたかったんですけどできなかったので、練習して次はKOを必ずとります。

——北岡選手対策を徹底していたと思いますが、相手の得意技を研究してきたのですか?

ストラッサー そうですね。タックルとギロチンと脚の関節、その3点だけ注意しながら、自分のバランスが崩れないように。あと寝技になっても慌てないっていうところを意識して取り組みました。

——北岡選手と実際にやってみて想像通りでしたか?

ストラッサー 今回北岡選手がプレッシャーをかけてきていたら僕はテイクダウンもとられていたと思うんですけど、そこの攻防戦でプレッシャーを自分からかけないといけないと思っていたので、そこをしっかりできたので、テイクダウンはされなかったのかなと思います。

——今後は72kg、73kgという階級で、RIZINでやっていきたいですか?

ストラッサー 今回75kgでやらせていただいたので、次は72kg、73kgで考えています。それは問題ないです。今回27日間で15キロの減量だったので、通常体重は83キロでキープできると思うので、そこから落とせるイメージはちゃんとできてるので。軽量オーバーとかすることはないです。

試合後インタビュー:北岡悟

画像: 試合後インタビュー:北岡悟

「これがボクの力です。力が及ばなかったとしか言えない。力っていうのはいろんな意味だと思うんです。」

——お疲れ様です。

北岡 若い子たちを育てることもやっているので、慕ってくれる子たちにとっては、ボクが負けることは悔しいのかもしれないけど、その悔しさを力にして強くなってもらいたいなと思うし、ボクはそうやって強くなってきたので。先輩たちが負けても悔しさが力になると思うので、これで選手として殻を破いてなんてことは軽くは言えないですけど、そうしていきたいなとボク自身は思うし、下の子にもそうしていってもらいたいなと思う。ボクの個人的なジムの話ですけど12月はみんな勝っていたんですけどボクと近藤さんだけコケちゃって申し訳ないなっていうのはあります。現実を受け止めて、とりあえず明日からも生きていくっていう感じでしょうか。

 ——今回、試合が決まるのが遅かったこともあり、もう少しコンディションを整えてからやりたかったいうのはありますか?

北岡 いや、でも受けたのはボクだから。受けたからそれについて何か言うことはないですけど、年末闘うっていうつもりで準備はしてきたので、これがボクの力です。力が及ばなかったとしか言えない。力っていうのはいろんな意味だと思うんです。ここでこの試合をして闘うのはボクだから、それがボクの力です。

 ——1ラウンドは凄く激しい闘いだったと思うんですが、1ラウンドの後はセコンドの人とどんな話をしましたか?

北岡 右フック使って左の動きをしましょうみたいな話をしたんですけど、結局右の力を抜いたノーモーションをもらいすぎたので。ボクの左がやっぱり遅くて打てないし、相打ちだと右をもらうというような状態で、左を速く打てっていうことだったんですけど、そのスキルがなかったなっていう感じですかね。

——試合後お互いに握手したときには言葉を交わしましたか?

北岡 「強かった」っていう話をしたんですけど、向こうは試合後「失礼いたしました」みたいなことを言ってくれたんですけど、勝ったのは彼なので、ボクは、「謝ることはないですよ」っていう感じでした。

——起一選手が試合前の会見で、五味選手と矢地選手の勝者と闘いたいと話していましたが、もう二人と闘った経験があるかと思いますが、また闘いたいと思いますか?

北岡 ボクには何の発言権もないです。

——北米のファンにメッセージをお願いします。

北岡 北米の方々に限らず、楽しんでもらえてたら嬉しいですけど、今日の試合でよかったのかなと、それなりの使命感をもって挑んでいたですけど、いろんな意味で力及ばずだったかなと思います。

——遅かれ早かれRIZINがあるみたいなのですが、参加する意向はありますか?

北岡 あるんですか? まあ、さっきも言ったようにボクには発言権はないので、今日の試合でボクが要るって思ってもらえるのかなって思っちゃうんですけど、オファーいただけるのであれば出ます。もちろんこれで選手を終えたくはないので、もっといろんな意味で強くなれたらなと思っています。

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