ルール

RIZIN MMA 特別ルール:5分3R/インターバル60秒 (70.0kg)

試合結果

(LOSE)ディエゴ・ヌネス vs. 矢地祐介(WIN)
3R 判定 1-2

試合内容

矢地が予想を超えた大苦戦!
判定2-1で辛勝してマイクなし!!

画像1: 矢地が予想を超えた大苦戦! 判定2-1で辛勝してマイクなし!!
画像2: 矢地が予想を超えた大苦戦! 判定2-1で辛勝してマイクなし!!

1R、矢地が左ハイで牽制するとヌネスは右ミドルを的確に当てる。矢地も左ストレートをアゴにヒットさせると、ヌネスは左右のパンチを振り回しながら前に出て片足を取りにいく。これをしのいだ矢地は左フック、ヌネスは右インローをヒットさせる。矢地の左ハイが空を切る。ヌネスの右ミドル、矢地の右ハイがヒット。

2R、ヌネスが1R同様に左右のパンチをぶん回しながら突進する。しかし矢地はパンチをすべてかわし、逆に右フックを決める。両足タックルに来たヌネスを潰した矢地は、コーナーそばでヌネスの上になりパウンドを落としていく。しかしヌネスは下からヒザ十字を狙う。これを脱出した矢地は立ち上がるが、ヌネスは再び両足タックルにいき、ついにテイクダウン成功。立ち上がりに成功した矢地はヌネスをコーナーに押し込んで太ももにヒザを入れていく。さらに右ヒザ、右フックを決めてヌネスをぐらつかせると、さらに下からの蹴り上げをアゴに決める。だがヌネスはダウンせず。

3R、矢地が左ミドルを決め、組みつきからテイクダウンに成功するが、ヌネスが立ち上がり矢地のバックを取る。さらにコーナーを背にした矢地に飛びヒザをヒットさせると、今度はヌネスが組みつきからテイクダウン成功。ここは矢地が立ち上がり残り時間1分。ヌネスの右ミドル、矢地の右フックが決まり試合終了のゴング。

判定は2-1で矢地が辛勝した。

画像3: 矢地が予想を超えた大苦戦! 判定2-1で辛勝してマイクなし!!
画像4: 矢地が予想を超えた大苦戦! 判定2-1で辛勝してマイクなし!!
画像5: 矢地が予想を超えた大苦戦! 判定2-1で辛勝してマイクなし!!
画像6: 矢地が予想を超えた大苦戦! 判定2-1で辛勝してマイクなし!!
画像7: 矢地が予想を超えた大苦戦! 判定2-1で辛勝してマイクなし!!

試合後インタビュー:ディエゴ・ヌネス

画像: 試合後インタビュー:ディエゴ・ヌネス

「しばらくは矢地選手のことを忘れられないと思います。必ずいつかリベンジしたい」

——試合の感想を教えてください。
ヌネス  RIZINに参加できてよかったです。呼んでくださった皆様ありがとうございます。今日の試合はいままでで一番難しかったかもしれません。矢地選手は想像以上にタフで、正直そんなに強いと思っていませんでした。今回の大会で一番面白い試合だったかもしれないですね。本当に彼と闘えてよかった。ブラジルに帰って、改めて今回の試合を分析します。自分の良いところも悪いところも徹底的に分析して、今後につなげていきます。

——具体的に、矢地選手のどこがやりづらかったですか?
ヌネス  矢地選手は全体的に素晴らしい選手だと実感しました。まず、左足のキックが強烈です。打たれて正直どうしようかと何度も思いました。スタミナもあるし、速いし、若いし、何より日本人ならではの“サムライ・スピリッツ”を持っているので、本当に素晴らしい選手だと思います。

——試合前の会見で「ヴァンダレイ・シウバのスピリッツを持って挑む」と仰っていましたが、今回の試合をヴァンダレイ選手が見ていたら、どういう感想を抱くと思いますか?
ヌネス  ヴァンダレイ・シウバ選手は自分にとって偉大な存在だし、また、自分のトレーナーであるアンドレさんも自分にとって師匠です。二人とも欠かせない人物です。師匠には、「リングに上がったら死ぬ覚悟で闘え」といつも言われていますので、その言葉を今日も忘れずに闘ったつもりです。残念な結果にはなりましたが、次の試合に向けて頑張って、また日本にやってきたいと思います。今回矢地選手には負けてしまいましたが、前回、五味選手も矢地選手に負けました。もし、自分が対戦相手を選ぶことができるなら、五味選手と闘ってみたいです。それで、矢地選手へのリベンジマッチに挑戦したいです。

——五味選手は年末にしか試合をやらないようですが、年末まで待てますか?
ヌネス  五味選手とやりたいので、年末まで待つこともできるし、もしRIZINが別の選手とやらせてくれるのであればそれに従います。基本的には誰でもいいです。

——ブラジルで応援しているファンにメッセージをお願いします。
ヌネス  まず、負けてしまって悔しい気持ちでいっぱいです。矢地選手と闘い、いい経験ができました。私は自分のことを不死鳥のように思っていますので、今回は負けてしまいましたが、次の試合に向けて今後も取り組んでいきます。応援よろしくお願いします。

——第2ラウンドと第3ラウンドでテイクダウンを奪っていましたが、判定に不服はないですか?
ヌネス  判定に異議はありません。もちろんRIZINの試合はラウンドごとではなく、総合的な結果だということを把握していますが、トレーナーに「1、2ラウンドは相手が優勢だ」と試合中に言われていたので、その時点で、第3ラウンドで相手を倒さないと勝てないことはわかっていました。悔しいですが異議はありません。しばらくは矢地選手のことを忘れられないと思います。必ずいつかリベンジしたいです。

試合後インタビュー:矢地祐介

画像: 試合後インタビュー:矢地祐介

「課題は山積みです。肉体的にも心的にも打ちのめせるようになるのが目標。どんどん強い選手とやりたいです」

——試合の感想を教えてください。
矢地  KOしたかったのですが、判定になっちゃったっていうのが一番悔しいですね。相手が予想以上にタフでした。後半は気迫に押されてしまいました。反省が多いです。

——いい場面までいったところもあったと思いますが、感触的には?
矢地  感触があったのですが、外国人特有のリカバリーの早さと、ガンガン前に出てハッタリかましてくるじゃないですか。そこで「あれ?」って勘繰っちゃって、あと一歩がいけなかったですね。自分が攻めているのに逆に追い込まれちゃうっていう場面が何度かあって、そこが本当に反省です。

——いままで闘った中でもタフな選手でしたか?
矢地  そうですね。これまでRIZINで闘った中でもタフに感じましたね。

——今後の目標を教えてください。
矢地  課題は山積みで、外国人選手はみんなタフだしプレッシャーも強いし、気持ちが強い選手が多いので、そういう選手に対してもっともっと免疫をつけていって、肉体的にも心的にも打ちのめせるようになるのが目標です。どんどん強い選手とやりたいです。

——ディエゴ選手の印象を教えてください。
矢地  やっぱりタフだし、気持ちが強い。俺が良いの当ててもポーカーフェイスで前に来るので、本当に気持ちが強いと思いました。

——以前には元UFCファイターのダロン・クルックシャンク選手と闘って勝利しました。今後はどういう方と闘いたいですか?
矢地 リアルタイムで世界レベルで闘っている選手。個人的にはベンソン・ヘンダーソンとか闘いたいですね。ロン毛対決とかよくないですか?(笑)。

——試合中、髪をかきあげたり気にしている感じがありましたが、髪の毛気になりました?
矢地  自分では「一回もかきあげてないよね?」っていうぐらい集中はしていて、結局短髪のときでも鼻を触ったりとか、顔を触る癖があるみたいで、でも集中はできているので、みなさんが思っているほど邪魔ではないです(笑)。武士でもロン毛の人多いじゃないですか、髪の毛で相手の気配を察知する的な(笑)。ああいうのを目指しています。

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