現地時間6月14日(金)、RIZINバンタム級王者の堀口恭司がアメリカMSGで開催されたBellator222でダリオン・コールドウェルの保持するBellatorバンタム級王座に挑戦し、判定3-0で見事な勝利を飾った!これで堀口はRIZIN、そしてBellatorの二大プロモーション同時制覇の偉業を達成!

堀口は昨年末にコールドウェルとRIZINの初代バンタム級タイトルをかけて対戦し、最終ラウンドにフロントチョークを奪って勝利しており、今回はBellatorのベルトをかけての再戦となる。現地アメリカではRIZIN、Bellatorの王者同士がプロモーションの垣根を越えて対戦する事は「真の世界一を決める戦い」に繋がるとして、大きな注目が集まっていた。

画像1: 堀口恭司、Bellatorバンタム級タイトルマッチを制し二大プロモーション同時制覇達成!

堀口はメインの第一試合に登場。「この試合に勝って、もっと日本の格闘技を盛り上げたい」と話す堀口は、普段と変わらぬリラックスした様子ながら、内に秘めた闘志は十分な様子。

画像2: 堀口恭司、Bellatorバンタム級タイトルマッチを制し二大プロモーション同時制覇達成!

1R、堀口は距離を取りながらプレッシャーをかけていく。コールドウェルはハイを見せてから組み付いてテイクダウン。シッティングの体勢をキープしながら強力なエルボーを放つ。堀口は足で引き離すがコールドウェルは長いリーチから強力なパウンドを落とす。途中、コールドウェルが堀口のグローブを掴んだとしてブレイク。再開後、堀口が左のオーバーハンドを当てる!

画像3: 堀口恭司、Bellatorバンタム級タイトルマッチを制し二大プロモーション同時制覇達成!

2R、堀口が中央からプレッシャーをかける展開。序盤から大胆な踏み込みのフェントを見せる堀口。堀口が飛び込んだところをコールドウェルがキャッチしてテイクダウン。シッティングの体勢。コールドウェルはケージに押し込むが、動きはない。しかし堀口も中々立ち上がれない。残り30秒でブレイクとなりスタンドで再開。堀口は飛び込んでの右ボディストレートをヒットさせる。

画像4: 堀口恭司、Bellatorバンタム級タイトルマッチを制し二大プロモーション同時制覇達成!

3R、右のミドルキックで先制する堀口。蹴りの交錯から堀口が上からがぶると、顔面、ボディにパンチを落とす。さらに堀口は体勢を変えてトップを奪う。立ち上がると、コールドウェルが左のフックを振るが、堀口はそれをかわして倒し、再びトップポジションを奪う!堀口はバックを奪うが直ぐに立ちスタンドに戻されると殴り合いの展開に!コールドウェルがタックルを仕掛け、堀口がシッティングの体勢からケージを背に立ち上がったところで3R終了。

画像5: 堀口恭司、Bellatorバンタム級タイトルマッチを制し二大プロモーション同時制覇達成!

4R、開始直後、打ち合いからスクランブルになると堀口がフロントチョークを仕掛ける。しかしコールドウェルはそれを外してシッティングの状態でケージに押し付ける。堀口はコツコツと顔面にパンチを落とす。コールドウェルはやや疲れがあるのか、動きがない。残り1分半となったところでブレイク。堀口がパンチで攻める。最後はケージ際で堀口が足をかけてテイクダウンを奪ったところで4R終了。

5R、堀口は右のローから入る。堀口が大きな左フック振るうとコールドウェルは組み付いてテイクダウン!またしてもケージ側でシッティングの体勢に。堀口は押し込まれながらもパンチをボディに落とす。さらに堀口は首を狙いにいくが、コールドウェルも何とか凌ぐ。堀口は足を抜いて立ち上がると、スクランブルの展開からがぶって強力な肘を側頭部へ落とす!しかしコールドウェルは再びケージに押し込み、シッティングの状態で5R終了。勝敗は判定に委ねられると、リングアナからは3-0で堀口が勝利した!

画像6: 堀口恭司、Bellatorバンタム級タイトルマッチを制し二大プロモーション同時制覇達成!

最強のMade in Japan 堀口恭司がアメリカでその強さを改めて見せつけて、RIZIN・Bellatorの二大プロモーション同時制覇を達成した。まさに歴史的偉業と言えるだろう。止まることを知らない堀口恭司の次なる相手は誰になるのか?RIZIN凱旋試合に注目しよう!

画像: Kyoji Horiguchi on Twitter twitter.com

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