第6試合 朝倉未来

画像: 第6試合 朝倉未来

朝倉 歯が折れちゃったので。マウスピース付けてます(笑)。

——試合を振り返っての感想をお願いします。
朝倉 早速、さっき観たのですが、まあ1Rは、どっちが取ったかなと思いましたが2R、3Rは俺が取ったという感触がありました。

——勝負のポイントはどこだったでしょうか?
朝倉 俺はテイクダウンを許さなかったけど。俺がテイクダウンを奪い、そこで体力の差が生まれたかと。

——対戦相手と実際に戦った印象をお聞かせください。
朝倉 拳がめっちゃ重かったですね。当日の体重差が8Kgくらいあると聞いていましたが、フィジカルの差は感じなかった。パンチが痛かったです。

——試合内容に満足していますか?
朝倉 まあ、倒したかったですね。何が悪かったのか考えたいと思います。

——GPの出場はほぼまちがいないですね。
朝倉 いやあ、まだ分かんないっすね。Bellatorのフェザー級トーナメントをやるみたいなので世界に挑戦もしたい。ぶっちゃけ、ライト級にスター選手がいないので俺を中心に68kgとかのトーナメントに代えてもらいたい。

——事前の発言通りの結果になっていたと思うのですが手応えは?
朝倉 基本的に多分、他の選手よりも分析するんですけど、自分の思い通りにいかない時がないですね。

——思っていた以上のものはグスタボにはなかった?
朝倉 思っていたよりは楽でした。逆に。

——応援団がたくさん、ファンもたくさん来ていたと思いますが横浜アリーナはいかがでしたか?
朝倉 最高でしたね。気持ち良かったです。

——これまでのベスト・マッチだと思いますか?
朝倉 まあ、相手が一番強かったと思うので「やっと実力を出せたかな」という感じです。

——グスタボ選手の攻撃は想定内?
朝倉 ほぼ全て作戦通りにいけました。跳び膝蹴りに、タックル合わせるのとオーバーフックに対して、あえて前に出たボディやショートの左ストレートだったり、全部思い通りだったと思います。

——海選手とのストーリー性のある“朝倉兄弟”というプロモーションをされているが、個人としての地位を確立した手応えはありますか?
朝倉 あまり有名になりたいと思っていなくて、ただ金を稼ぎたいだけなので普段プライベートで変装して声かけられないようにしたりしていて、反響の実感はないけど、活躍していればRIZINと一緒に大きなお金を稼げるようになるかと思うので、そこですね。

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第6試合 ルイス・グスタボ

画像: 第6試合 ルイス・グスタボ

——試合を振り返っての感想をお願いします。
グスタボ 負けてしまったので何も言うことはありません。帰国してミスを修正するのみです。

——対戦相手と実際に戦った印象をお聞かせください。
グスタボ 正直、彼はそんなに凄くはないと思う。ただただ今日は自分がツイてなかった。それだけだ。

——勝敗を分けたポイントは?
**グスタボ* *自分としては勝てなかったので、ただの悪い一日。次へ向けて頑張るだけ。

——右手の包帯は?
グスタボ 右手の二ヶ所を骨折してしまいました。1Rの終わり頃から、右手に違和感がありました。試合中、怪我をしてしまいましたが、それは勝敗には全く関係ないと思います。ただただ、今日はツイていなかったのでミスを修正して次に取り組みたいと思う。

——今後の目標や決まっていることがあれば?
グスタボ とりあえず帰国して次に向けて一生懸命練習するのみです。

——前回も右手を骨折。治療に時間がかかる?
グスタボ 治療には専念するし、リカバリに専念してできるだけ復活に努力したいと思う。

——勝敗は別としてヴァンダレイ・シウバは現役中、勝敗に拘らずベストを尽くして魅力的な試合を魅せていた。ヴァンダレイからアドバイスが試合後にありましたか?
グスタボ 試合が終わってから短い会話で僕に「負けてしまったけど、今日はもう過ぎ去った過去だ。前を向いて、やり直そう。もっと強くなって、また再びこのリングに上がろう」という言葉をいただきました。

——朝倉未来にリベンジはしたいですか?
グスタボ 対戦相手を選んだりはしないけど、もし機会があれば再び試合をしたい。楽しみにしている。

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第5試合 渡辺華奈

画像: 第5試合 渡辺華奈

——試合を振り返っての感想をお願いします。
渡辺 素直に勝てたことは嬉しいです。(ヤスティナ・)ハバ選手は凄くタフで身体も強くて、強かったです。自分の中でも課題が多く出た試合で、いつもそうですが、またひとつひとつ改善して上にいきたいです。

——対戦相手と実際に戦った印象をお聞かせください。
渡辺 組むのを凄く嫌がられていたというか。自分とやる選手は、どんどん組まないことが多くなって来ると思うのですが、それは徹底してやられたのと。寝技をもっとやってくるかと思ったのが、立ち技中心で意外でした。

——バックを取られるギリギリで身体が自然に動いたのでしょうか?
渡辺 組み合ってからは自分の本能というか、自分がやってきたことで体が勝手に動きました。投げればというか、しっかり組めれば絶対に自分のほうが上だとは思っていました。

——相手の打撃は強力だった?
渡辺 前半は私も元々の作戦でしっかり最初は打撃を見てパンチの強い選手だと思ったので、見て、組み立てていく。自分から組みに行くのではなく、相手の動きをしっかり見てディフェンスして、見ることが前半の作戦でしたが、途中から貰ってしまったので組みに(いきました)。思ったよりパンチが強かったです。組みに行った際にディフェンスされたり貰ったりしたので、どうやって組みに行こうか考えていたのですが。

——途中のドクターチェックは鼻血?
渡辺 はい。けっこう鼻血が出やすくて、毎回試合のたびに出ちゃって。鼻をぶつけて鼻血がいっぱい出てしまいました。

——本能は、松本さんの言う第六感でしょうか?
渡辺 第六感と、松本(薫)先輩から自分の柔道の技の内股は凄く強いと言ってもらえたので自信をもって技をかけにいけました。

——判定勝ちに納得していない?
渡辺 勝ったことは凄く嬉しいですけど、フィニッシュを狙っていたので相手が強くてフィニッシュしきれなかったことが悔しいという思いが、(判定時の表情に)出てしまいました。

——海外の選手と、柔道では対戦があったと思いますがMMAは違いますか?
渡辺 全然違いましたね。やはり柔道だと凄く相手の道着を掴んで組み合うという、限定されたルールの中でやるため外国の選手は、粗が多かったりするのですが、ルールが限定されていない分、違った。フィジカルも体も強かったですし、柔道とはちょっと違うと感じました。RIZINでまた、もっと強い相手とどんどん試合をして自分も成長して、RIZINのフライ級を引っ張る選手になり、ベルトを作って貰えたら嬉しいです。「チャンピオンになりたい」という気持ちがあるので、それに向かって上がっていきたいです。

——榊原さんには、どれくらいアピールできましたか?
渡辺 アピールはできたかと思うのですけど、「もっともっとアピールしないとな」と思います。

——試合が終わったばかりではありますが、今後の展望や目標があれば教えてください。
渡辺 前々から言っていますが、フライ級を引っ張る存在になりたいのでベルトを作って頂きたいです。

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第5試合 ヤスティナ・ハバ

画像: 第5試合 ヤスティナ・ハバ

——試合を振り返っての感想をお願いします。
ハバ 試合の映像はまだ見ていないので具体的に何が悪かったか、まだ分からないけど立ち技で自分の良い技は出せたと思います。

——対戦相手と実際に戦った印象をお聞かせください。
ハバ 非常に強い選手で元々、寝技が強いことを覚悟し、寝技にいかない、防ぐ練習をしてきましたが、相手はその辺りが上手く、寝技になると自分が負けていると感じました。

——渡辺選手のパワーやテクニックは、いかがでしたか?
ハバ 相手はパワーがあり、特に寝技になると、その力を感じました。肘を何度もあてられて肘の強さを感じました。立ち技では、あまりパワーは感じませんでした。とにかく、もっともっと練習をしたい。負けた試合こそ勉強になるので自分の試合を研究して、次に繋げたい。

——RIZINにまた帰って来たいですか?
ハバ もちろん。次回また声をかけてもらえれば準備をして臨みたいと思います。

——今のお仕事は日本に頻繁に来るような時間がとれるのでしょうか。
ハバ はい。休みをとることは問題がありません。

——渡辺選手とはどれくらいの差があると思いますか?
ハバ 映像を見ていないので具体的にどことは答えられません。その質問はお答えしにくいです。

——判定3-0には納得していますか?
ハバ 確かに1R、3Rが寝技になり、そこで自分の強みを見せられなかったのが反省点ですが、2Rめは自分が勝っていると思っていました。負けることが悔しいです。できるだけ負けたくないです。その前の試合までと今回のメニューが全然違い、それは勉強になりました。今回の試合を振り返り、ゆっくりと次の練習を考えたいと思います。

——RIZINで戦いたい選手はいますか?
ハバ もちろん、RIZINでまたチャンスを頂ければまた試合をしたいです。特にこの選手という選手はいません。

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第4試合 ダミアン・ブラウン

画像: 第4試合 ダミアン・ブラウン

——試合を振り返っての感想をお願いします。
ブラウン 非常にタフな相手というのは分かっていましたが自分たちのプラン通り。我々としては、アグレッシブに最初から狙っていこうとしていて、相手の左のオーバーハンドに警戒すべきと分かっていたので、しっかり距離をとってパワーで上回るようなパンチを入れていきましたので予想通りの展開でした。

——2度目のRIZINはいかがでしたか?
ブラウン 武田選手はタフですが、彼のストライキングに準備をしていたので、試合にはプレッシャーを感じずできました。日本のファンは欧米のファンとも違い、格闘家に敬意を表してくれるので、試合前からメッセージや応援に感謝しています。また早いうちに帰ってこれたらいいと思います。

——武田選手は印象の違いがありましたか?
ブラウン ないです。彼の印象は変わっていないが、レスリングの選手というのはタフで、精神的にも強いのでどんな展開でもくじけないと分かっていたので、その代わり自分は経験値で上回っているので、その部分も想定内でした。

——五味選手と戦いたい理由は?
ブラウン リスペクトしているからだ。総合格闘家たるもの、世界一の選手と戦いたいというのがもちろんあり、彼はそこに上がって然るべき人物だから同じリングに上がれれば名誉なことだ。日本のレジェンドであることはもちろん、世界で見てもレジェンドだから、心から敬意を表し、その名を挙げさせてもらいました。

——五味選手を挙げていますが、おなじような階級で他の選手というのは?
ブラウン これは発表されなければ分からないが、グランプリが設定されたとすれば、そこでの対戦相手は誰でも受けて立つ。この2年で3敗し、4回手術しているので自分にとっては、いい状態で試合を迎えることが最重要事項。そのうえで試合をひとつ、ひとつしっかり戦う。ブランダオンはSNSで発信していたことがあって、それはあてにはならないが、設定される対戦相手に関しては静観している。五味選手と日本で戦うことは、特別な意味があると思うので実現するなら戦ってみたい。繰り返しになるが、目の前に設定された選手とは誰とでもやる。それは例えローカルな、世界的には知られていないような選手であっても、受けて立つができるだけビッグネームと戦いたいと思っているよ。

——ダロン選手との再戦は?
ブラウン 基本的に相手は選ばない。誰でも受けて立つ。ダロン・クルックシャンク選手を過小評価するつもりはないが、試合後も次があったら勝てる相手だと思う。はっきりしたいのは前回の試合では、ダロン選手と何か誤解のある応酬があったが、翌日お互いの陣営で和解しているので、お互いリスペクトしているので、誤った報道はしないでもらいたい。

——試合が終わったばかりですが、今後の展望や目標があれば教えてください。
ブラウン 目標として自分にとって明確に、RIZINでグランプリをやってほしいです。そこに出場する資格を自分は十分に果たしたと思うので、新たな契約で臨みたい。また、RIZIN.16でもマッチメイクをしてほしいと思う。戦いたい相手を挙げるなら、五味(隆典)選手か、(ディエゴ・)ブランダオン選手です。

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第4試合 武田光司

画像: 第4試合 武田光司

——試合を振り返っての感想をお願いします。
武田 強かったというのはあるし、大きい舞台、RIZINは初めてですが、単純に距離感が分からなくて。それでどうにかできるところを持っていかれちゃっていたと思います。シンプルに、ダミアン・ブラウン選手の方が強かった。それに尽きますね。

——どういうところに強さを感じた?
武田 ひとつ、ひとつのテクニック。距離感はあるし、カウンターで狙ってきているのは分かっていたので、僕がひとつ返そうとするにも合わせてきたので嫌がっているのを分からせてしまって、ひとつ、ひとつの展開です。

——初めてのRIZINはいかがでしたか?
武田 またやりたいなと思います。それだけです。

——結果は初黒星ということになります。
武田 今までができすぎていた。今までも負けて当たり前の試合が多々あったので、負けて悔しいという気持ちはもちろんありますが、まあ結果じゃないですかね。

——結果は負けましたが、ご自身の可能性は?
武田 MMAを始めてちょうど2年とちょっとなのですが、まだ全然強くなれると思う。ここにいられるのが奇蹟に近いので、負けをきっかけにまた少しずつやっていけたらいいと思う。

——試合後に宮田先生から何か言葉が?
武田 まだ特には何も貰っていません。

——DEEPのチャンピオンがRIZINで破れると防衛戦を組まれることが多いと思いますが?
武田 防衛戦は、もちろん挑戦者が現れたら、こちらもお願いしますという形でやると思います。

——いつもの投げや押さえ込むのが難しかったですか?今までとの違いは?
武田 対策されていたというか、「レスリングを知っているなあ」というのがあったし、スクランブルを狙っていたのですが、そこまでの展開に持ち込まれなかった。止まっちゃっている部分があったので、それは改善しなければいけないと思いました。ギロチンは問題がなかったのですが、そのあとの繋ぎ。次の展開ができなかったので。ギロチンに関しては怖くなかったのですが、タックルにいくときの膝とか警戒していたので、そこにポイントを置いてもっと組めれば違う展開になっていたのではないかと思います。

——今後の目標は?
武田 身体を休めてから、最初から打撃にしろ、寝技にしろ、総合格闘技のスキルを上げたい。これからも宮田(和幸)先生に指示をもらってやっていきます。

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第3試合 マネル・ケイプ

画像: 第3試合 マネル・ケイプ

——試合を振り返っての感想をお願いします。
ケイプ とても気分がいいです。最高です。トレーニングしていたことが発揮できたと思います。

——対戦相手と実際に戦った印象をお聞かせください。
ケイプ 試合前に対戦相手の過去の試合を分析し、何をしてくるかが分かっていたので印象は特に変わりませんでした。また危険だとも分かっていましたが、しっかり準備できていた分、リラックスして楽しんで試合ができました。

——タイに拠点を移したのはキャリアの大きな変化だと思いますが、どんな変化が?
ケイプ 人生にとっても変化だったが、それは良い変化が起きたのだと思う。プロとしても成長したと思うし、コーチとも良いトレーニングができていて。王者になるために集中、フォーカスしてトレーニングをしていて、王者になるポテンシャルがあるというマインドもトレーニングしていて。チャンピオンになるために良い時期にきていると思います。

——RIZINで常連となり今後は?
ケイプ いつでも準備できています。毎日トレーニングしていますし、1~2週間あけたら準備できているので年に4試合組まれたとしても、その準備はできています。

——レスリングシューズを着用していたのは?
ケイプ 足の怪我が続いていたので自分としても、またコーチからも「レスリングシューズを履いた方がいい」と言われ、どちらかというとトレーニングで履くようにしていたのですが、それを試合に持ち込むことで自分としても安心して試合ができた。ということです。

——試合が終わったばかりではありますが、今後の展望や目標があれば教えてください。
ケイプ 分からない。RIZINでフライ級のトーナメントを組んでもらえたりするならば、ベルトを狙いたいと思う。ひとつずつ、次の相手、次の相手と、次の試合に勝つことを続けていくだけなので、自分の階級でベルトが獲れるような機会を作ってほしいです。

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第3試合 伊藤盛一郎

画像: 第3試合 伊藤盛一郎

——試合を振り返っての感想をお願いします。
伊藤 試合を振り返ってみて1Rめは、めちゃくちゃ動けてて「勝てる!」「イケる!」と思って。(マネル・)ケイプも、もっとガーッてくるかと思ったのですが、「ケイプ全然動き悪い」と思っていて、自分のパンチも当たっているし、寝技にも警戒していて、「イケる」って思っちゃって。だから1Rめでいってしまうべきでした。

——対戦相手と実際に戦った印象をお聞かせください。
伊藤 強かったですけど…うん。負けたので自分のほうが弱いですけど、「勝てるな」と思いました。そう高い壁じゃないなと。ケイプは外国人で、「ガイジンの壁」みたいなの日本人だと感じるじゃないですか。それは、そんなに高くないというか、差がないと思いました。

——どういうところが想定より良かった?強かった?
伊藤 試合は昨日、向かい合う前までもっとケイプは大きいのかと。体格ももっとムキムキでゴツくて、身長も高いかと思っていましたが、昨日(計量で)向き合った時に「思ったより小さいな」。「明日リカバリしてくる?」とも思ったけど、全然「ケイプ、ちっちゃいな」と。自分が先に入場して、ケイプが入ってきてもコーナーで「全然、小さいね」と話していた。パワーも強いですが、普段、練習しているのがノリ先輩(田中路教)とか、すごい強い選手とやっているので想像しているケイプよりは強くなかったかな、という印象ですね。

——自分の可能性は?
伊藤 今までは打撃が苦手だと思われていて、寝技だけという感じでしたが、今回パンチも凄い見えていたし、勝村(周一朗)先生とも試合後に「パンチも凄い見えていて反応もいいし、今まで苦手意識を持っていた打撃がだんだん苦手じゃなくなってきている」と。自分のパンチも当たるようになってきているし、打撃と寝技をミックスして、自分からのテイクダウンが少なかったので、上手く総合ができるようになりたいです。

——フライ級は自分が?
伊藤 負けちゃったのですが、まぁこんなもんじゃないんで。まだやれるな、とは思っています。また必ずリベンジして、RIZINのリングに戻ってきたいと思います。

——試合が終わったばかりではありますが、今後の展望や目標があれば教えてください。
伊藤 前回のZESTの試合は「こんな試合しているようじゃダメだな」と思って、「もう格闘技やってる意味ねぇな」くらいに試合後ちょっと気持ち的にも落ちてしまっていて、本当に辞めることを考えたけど。今回は結果は負けちゃって残念だけど、「まだ自分イケるな。もっともっと強くなれるな」と思ったので、今回、大きなケガもなく、まぶたが切れただけなので少し休んで、またすぐ動き出さないと。自分が頑張らないとRIZINのフライ級が盛り上がらないと思うので頑張ります。

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第2試合 村田夏南子

画像: 第2試合 村田夏南子

——試合を振り返っての感想をお願いします。
村田 まずは気持ちも身体もちょっと作れていなかったかなと反省しています。

——対戦相手と実際に戦った印象をお聞かせください。
村田 相手はボクサーだとみんな言っていたのですが、相手のレスリングしている動画とかも見て、凄くできるんだなあと思いました。

——(今被っている)帽子は戦利品ですか?
村田 対戦相手と通訳さん通してやりとりしていて、プレゼントすると言ってくれました。

——(今回の試合は)何パーセントで挑んだのでしょうか。
村田 何パーセントというか。話がきて、やると決まったらやるしかないなと思い。自分はやるしかない、やるしかないとずっと言っていました。

——満足はしていない?
村田 1Rが勝負だと思っていて、極めようとして焦りすぎたので満足はしていません。

——いつアメリカに帰国しますか?
村田 水曜日に戻る予定です。

——試合まで向こうに?
村田 はい。

——(先程の)焦りすぎたというのは体ができていなかったので5分で仕留めようと思っていたということですか?
村田 3R戦い抜く自信はあったのですが、フィニッシュさせたい気持ちが強くて、焦りにつながりました。一本勝ちや試合をやってみて、練習も試合のようにやると心がけているのですが、こういう大きな舞台で試合をやるのと練習はやはり別物だと思いました。

——フィニッシュの場面、ハイクラッチで大きくリフトして、ちょっとギロチンぽくなりそうなところをテイクダウンして足を上手くさばいていましたが、あれは展開に警戒をしていたのですか?
村田 「しょうもない試合をしているなあ」と思って、ここで持ち上げてぐるぐる持ち上げたら「わーっ」てなるかなと思って。そしたらギロチンが入りかけて「やばい」と思い、これで一気にバンていったら極まってしまうなと思って上手くさばいて良かったです。

——直前に話がきて準備が難しかったと思いますが実際どう思いましたか?
村田 やるとは思わなかったです。

——今回のサブミッションは意外だったが今後も磨く?
村田 女子は関節が柔らかくて、なかなか極めるのもタップしてくれないと思っているので、締めはどんどん磨いていきたい。

——試合が終わったばかりではありますが、今後の展望や目標があれば教えてください。
村田 まずINVICTAで6月に試合が決まっていると聞いたので、そこに向けて体も心も作り上げていきたいと思います。

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第2試合 サライ・オロスコ

画像: 第2試合 サライ・オロスコ

——試合を振り返っての感想をお願いします。
オロスコ まったくスタイルの違うファイターの対戦だったと思っていて、実はわたしが対戦前から考えていた試合運びができなかったと感じていますが、それでも、自分の中では精一杯やったと思うし、いい経験になったので今後の糧にしていきたいです。10秒くらい気を失いましたが元気です。

——対戦相手と実際に戦った印象をお聞かせください。
オロスコ お互いが攻撃の頃合を見計らっていましたが、非常に自信をもって挑まれた印象です。反撃に出られたときも、やはり彼女のほうが一枚上手でした。出せるところまで出して、彼女に今回は軍配があがったということです。

——試合が終わったばかりですが、今後の展望や目標があれば教えてください。
オロスコ RIZINに参戦することは、ひとつの夢だったので負けたにも関わらず、その夢が叶ったことのほうが大きいです。RIZINファミリーになれて、これからも精進しながらファイターとして成長し、またこの舞台に戻ってきたいです。今は感動の気持ちのほうが強いです。

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第1試合 タリソン・ゴメス・フェレイラ

画像: 第1試合 タリソン・ゴメス・フェレイラ

——試合を振り返っての感想をお願いします。
フェレイラ まず、お集まり頂き、ありがとうございます。また日本に来られて心から嬉しく思っています。手強い相手で、その相手選手が「全てをかけてくる」と言ってくれていたのが本望です。自分にとってこの試合は克服でしょうか。全ての試合が、それぞれ全てであり、ひとつひとつに命をかけて戦っているわけですが。今日は特別な思いがあり、格別な結果となりました。

——実際に戦ってみた対戦相手の印象は?
フェレイラ ひじょうに強いボクサーとは以前から知っていましたし、全てをかけて戦った試合ですが、試合前のインタビューでも言ったとおり、自分は歴史の1ページを刻むためにきたので、それはできたと思う。

——初舞台のRIZINはいかがでしたか?
フェレイラ ひじょうに名誉なことだと思っています。いろいろな思いがあって言葉が見つからないですが、心から感謝しており、ありがたいと思っています。日本のファンの皆さんには、感謝の気持ちしかありません。

——特別な意味とは?
フェレイラ 初参戦ということもなくはないですが、僕にとっては全ての試合が最後の試合だと思っていますので、試合には情熱、ハート、全てをかけて戦っているので人生の一戦と(いう意味で)申しました。

——大きいスイングに見えますが、スアキムももらってしまっていた。なぜ、あなたの大きいスイングのパンチは当たるのでしょうか?
フェレイラ 難しい質問ですが、僕の所属では全ての試合で技を仕掛けるにあたり、絶対できる確信を持ってやれと言われてきました。勝てるという信念だけを胸に戦っているので、それしか見当たらないです。

——今後は日本でどのような活動をしていきたいですか?
フェレイラ シンプルに聞こえるかもしれないですが、自分の全てを懸けて、自分のベストを尽くす、そういう戦い方しかできません。今後もその姿を焼き付けて、応援してほしいと思います。

——ダウンを奪った攻撃は一発目と二発目で角度を変えたりしていますか?
フェレイラ 強いて言えば、相手の腕の上をいくような形でジャブを仕掛けようと、いつもしています。

——パンチが野球のピッチャーのような肩と肩甲骨の柔らかさを感じますが、日々そのようなトレーニングをしているのですか?
フェレイラ 特にやっていませんが、これは天性のものと言われればそうかもしれない。そういった難しいことは考えず、「自分はできる」と思ってやっているとしか言えません。

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第1試合 大雅

画像: 第1試合 大雅

——試合を振り返っての感想をお願いします。
大雅 や~…。倒された。それだけです。最初はそんなにやりづらいとは思わなかったですけど…。

——1R終わった時点では十中八九、大雅選手が勝利を握っていると思いましたが、2Rはどうしてしまったのですか?
大雅 1Rでいけると思ってしまい、そこで隙が生まれました。

——1Rが終わり、セコンドからはどのような声がかけられましたか?
大雅 腹(が)効いてるから、いこうと。それで油断したというか、そこで隙が生まれて。

——相手から受けた攻撃のことは覚えていますか?
大雅 はっきりとは覚えていないのですが、パンチを貰ったのは覚えています。

——ダメージはありますか?
大雅 今は特には大丈夫です。

——パンチ二発目以降は全然見えていなかったですか?
大雅 なんとなくしか覚えていなくて。なんとも言えないですけど。多分、見えていなかったです。

——回すように、決められたようでした。
大雅 普段は貰わないような位置にパンチを貰ったような感じです。

——那須川天心選手との試合の実現に関しては?
大雅 かなり遠のきました。

——リセットして臨む?
大雅 まあ、やるしかないです。やらないと変われないと思うので…。

——引き続きアグレッシッブに試合をしていきますか?
大雅 中途半端な試合はしたくないので。

——試合が終わったばかりですが、今後の展望や目標があれば教えてください。
大雅 それはもう本当ゆっくりと考えたいです。

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