第6試合 ボブ・サップ

画像: 第6試合 ボブ・サップ

——試合の感想をお聞かせください。
サップ 試合のオファーを頂き、光栄です。大砂嵐選手は名前の通り「サンドマン」という印象で、スタミナを要求された試合でした。この試合は、友人でもある韓国のプロレスラーで今年、癌で亡くなった李王杓(リー・ワンピョ)に捧げる試合として臨みました。

——実際に戦ってみて、大砂嵐選手の印象はいかがでしたか?
サップ 凄くいい選手だったと思います。パンチも凄く効いたのですが、今日の彼の過ちというのは、私も若かった頃はそうでしたが、立ち上がりの早いタイミングでガーッときて、私がそれを防御しきったことで、かなり体力を削られてしまったのではないでしょうか。

——大砂嵐選手にアドバイスはありますか?
サップ 相撲でのプレッシャーをもっと試合でも使えるようにするといいでしょう。あとはキックをもっと増やしていくべきです。彼はゼロからスタートしているわけですから、私のような体格差のある相手、つまり体重は彼のほうがあっても、サイズとして私が優っているので、そのこともあったと思いますし、私の方が経験もある。どんどん経験を積んでほしいと思います。

——李王杓氏への追悼は、勝利をもって公表するつもりだったのでしょうか?
サップ この試合は彼に捧げるものと決めていました。彼は私の友人でもあり、彼との対戦も経験しています。彼は韓国でプロレスやMMAを広める大きな役割を果たしたレジェンド・レスラーですので、ここ日本でも彼に対して試合を捧げたいという気持ちでした。

——今後の展望や目標があれば教えてください。
サップ この後には、セネガルのトップ選手であるボンバルディエとMMAの試合予定があると思います。

第6試合 大砂嵐

画像: 第6試合 大砂嵐

——試合の感想をお聞かせください。
大砂嵐 思っていた感じと違いました。でもまあ、あの、大晦日リベンジの機会が欲しいです。大晦日にまたボブ・サップ戦がやりたい。調子が良かったので、まだまだ勉強するべきことがあります。これからもっと勉強します。

——1Rでのパンチラッシュから、勝てると思いましたか?
大砂嵐 勝てると思いましたが、テイクダウンするときに、力を入れすぎました。力を入れすぎてボブが俺の上に乗ってきて、うまかったです。上に乗られて、全然対応できなかった。

——ボブ・サップ選手は、超えられる存在だと思いますか?
大砂嵐 もっと勉強して、もっと練習すれば勝てます。だから、大晦日リベンジしたいです。

—— 一番難しかったのは?
大砂嵐 スタミナです。

——スタミナは、どうやってつけていきますか?
大砂嵐 練習です。もっともっと練習してスタミナをつけます。練習が足りません。スタミナだけじゃありませんね。もっと色々とありますので、ジョシュ(・バーネット)さんと練習します。

——入場のテーマ曲はブッチャーの入場曲というのはご存知でしたか?
大砂嵐 ピンク・フロイドは僕の名前に似ているんです、大砂嵐だから。ブッチャーのことは知らなかったです。

——スタミナがなくなったのはいつ頃からでしょうか?
大砂嵐 ボブ・サップ選手が自分の上に乗ってきて時間が経ってきたらスタミナがなくなりました。

——コスチュームは?
大砂嵐 キングファラオです。

——もろ差しから投げた後で返されたという展開は相撲と勝手が違いましたか?
大砂嵐 力を出しすぎてしまいました。100パーセントじゃなくて50パーセントでやっていたら、ボブ・サップ選手の上に乗れたのに、力を出しすぎて、彼が上になってしまいました。

——最後にジョシュさん、大砂嵐選手にアドバイスはありますか?
ジョシュ  私として言いたいのは格闘技の、この道にとにかく進むこと。勝とうが負けようが、この経験を通して自分がどれだけこの競技をやり続けたいという気持ちがあるのか。いいことも悪いことも全て反省として、厳しく指導していきたいと思っています。

第5試合 越智晴雄

画像: 第5試合 越智晴雄

——試合の感想をお聞かせください。
越智 1R、2Rはちょっとあんまり…。1Rは、まあ出方を見ていたのですが、2Rで攻めきれず、セコンドから3R行けと指示が出ていたので、3Rでフィニッシュできてよかったです。

——実際に戦ってみて、相手の印象はいかがでしたか?
越智 砂辺さんは、ほんとうに6年間とか?無敗のチャンピオンで防衛し続けていて、自分も防衛する大変さは知っているので、すごいチャンピオンだなとずっと思っていました。

——最終的にはスタンドでの決着となりました。セコンドからの指示があったということですが、決着の流れ自体は作戦通りという形だったのでしょうか?それとも流れの中での決着という形だったのでしょうか?
越智 作戦としては組み、グランドの展開になるという作戦でしたが、1R,2Rやって、組み負けることはないと思ったが、2R目も同じ展開になってしまい、お客さんがシーンとしてるのもわかっていて。セコンドからも「お前何しに来てるんだ!」ということで、インターバル中に指示がでたので、打撃にシフトチェンジをして倒せたのかなと。

——初参戦のRIZINという大舞台についての印象、感想をお聞かせください。
越智 いつも上から見ていた舞台だったので自分が戦ってみたら、やっていることはいつもとおなじ感じだったのですが、お客さんを上に見て、すごい舞台だなと思いながらやってましたよね。

——花道を通るところから高揚されてましたか?
越智 自分は思ったより普通なんだな、と思いましたね。もっとこうテンション上がったり変わるのかと思ったら普段通り試合だけに集中して、試合は緊張することなくいつも通りでした。

——試合終わったばかりではありますが、今後の展望や目標があれば教えてください。
越智 初めてストロー級を組んでもらって、最終的には倒すことができたんでストロー級でも、軽量級でも、KOや1本はあるし、選手もいっぱいいるので、砂辺さんもこの階級を盛り上げたいといっていたので、自分も同じ気持ちなので、RIZINで今後試合組んでもらって、強いと思っている選手をほかの団体も含めて盛り上げて、DEEPの、自分の名前を上げていきたいと思います。

——フィニッシュは組みと展開が効いて当たったと思いますか?
越智 多分何回もタックルフェイントとかかけて相手に攻撃ださすようにしていたので、その流れで最終的にパンチも当たったのかなと思います。打撃の練習も左ボディ中心にやって来たので。
ギロチン得意なので、狙いたいとは思っていたのですが、そこは砂辺さんがしっかり対策していて、取れる感じじゃなかったですね。

——愛媛のファンにひとことお願いします。
越智 田舎の人に応援してもらって。台風の中来てくれて、ありがとうございます。
地元を代表してじゃないですけど、地元を背負って戦いと思っています。

——今夜のInstagram LIVEでは勝利ソングのリクエストだったウルトラソウルを歌いますか?
越智 はい。本当はリング上で披露したかったのですが、できなかったので、夜、一人で(笑)。え?ここで歌っていいのですか?じゃあ...(サビを歌う)ありがとうございました!

第5試合 砂辺光久

画像: 第5試合 砂辺光久

——試合の感想をお聞かせください。
砂辺 つまらない試合しちゃいましたねえ…。ストロー級らしい試合ができなかったなあ、という感じですかね。スピーディーな、展開のめまぐるしい試合ではなかったですね。

——実際に戦ってみて、相手の印象はいかがでしたか?
砂辺 強いのは知ってたというか、想定内なのですが、展開が作れなかったのが誤算ですかね。作戦通りなのかはわからないですが、2Rまでの流れはそうでした。

——会場の雰囲気はいかがでしたか?
砂辺 熱が増しているのはわかります。まあその中で、俺を観にきた人じゃなくても「砂辺よかった」と言ってもらえる流れを作ろうと挑んだのですが、そうならなかったです。

——今後の展望や目標があれば教えてください。
砂辺 RIZINで初めてストロー級をやってみて需要があるのか、どうなのかはわからないし。もし、ストロー級っていうものを今後も続けていくのであれば、パンクラスに出ながらRIZINのチャンスをもらえるのであれば、そこでまたストロー級らしい戦い方をして、その先にリベンジも見えて来ると思うのでその時は、今日とは違う展開を作っていきたいと思っています。

——越智選手のレスリングの展開は予想できたと思うが、リングでケージのようにうまくいかなかったでしょうか?
砂辺 壁を使って、這って立てないというのはあります。ロープから頭を出したくて出すのではなく、出てしまう。そこには空間がないので、それ以上の展開が生まれない。リングに壁であれば、はって上がれたと思うがリングの試合ということで自分はオファーを受けて、リングの試合用に仕上げてきたので、至らないところです。

——組まれたのは想定内?
砂辺 あそこまで徹底してトップキープされると展開がない。殴って攻めると隙が出るのですが、なかなか自分の展開を作れなかっただけだと思います。彼が僕より強かったというだけです。

——どんなゲームプランだったのでしょうか?
砂辺 一番最初に決まった時は、1R、2Rはドッカンドッカン投げられるだろうと。それも踏まえた上で3Rにやり返し、KOか一本取る流れがひとつのプランだったというのがあるし、あとは打撃で圧倒し、弱ったところを決めたり、倒すというのはありました。どっちもうまくいかなかったです。2Rが終わった時に、こっちからドッカンは俺の流れだと思って挑んだのですけど、打ちにいった結果、打たれて倒れたので普通に自分が弱いです。

第4試合 朝倉海

画像: 第4試合 朝倉海

——試合を振り返ってみての感想をお願いします。
 絶対倒してやろうと望んだのですが、全然倒しきれずにつまんない試合になっちゃって。勝ったのですが、勝ったことより悔しさが勝ってしまっている状況です。

——実際に戦ってみて、相手の印象は変わりましたか?
 印象は変わっていないです。もっと攻められたと思うのに入りづらかったです。1Rで倒すつもりでいっていたんですけど、殴って倒すのにこだわりすぎていたので、寝技でも極めるチャンスはあったので、そこも含めて反省点です。

——MMAの技術で倒したいといっていましたが、パウンドにこだわりすぎたという感じでしょうか?
 そうですね。

——今後の展望や目標があれば教えてください。
 年末の大晦日に試合がしたいのでチャンスがあれば出させてほしい。3ヶ月あればもっと強くなれるので、もう1段階レベルアップして試合に出たいです。

——ケイプ選手に興味は?
 ありますね。試合見ていて強い選手ですし、前回納得していないみたいで、負けてないとか言ってるみたいなので全然、俺はもう一回やりたいと思っていますね。

第4試合 トップノイ・タイガームエタイ

画像: 第4試合 トップノイ・タイガームエタイ

——試合の感想をお聞かせください。
タイガームエタイ 体の痛みは大したことがないのですが、気持ちは落ち込んでいます。残念でした。(逆に)試合をご覧になった皆さんにどのような勝敗をおつけになったか聞いてみたいです。

——実際に戦ってみて、相手の印象はいかがでしたか?
タイガームエタイ いい選手でした。技術的にも優れていることを今は認めなければいけないと思います。

——1R終盤にマウントを取られた場面ですが余裕はありましたか?
タイガームエタイ ずっとムエタイをやって来たので、寝技があまり得意ではない方ですので、1Rで寝技に持っていかれたのが良くなかった。キックボクシングルールなら勝てていたと思いますが、ああいう状況(マウントを取られた状況)になってしまったのが良くなかったです。

——RIZIN史上最大の動員中、雰囲気で戦ったことはいかがでしたか?
タイガームエタイ (皆様に)逆質問になってしまうのですが、このような会場で試合をさせていただきましたが、こんな試合をしていたら二度とこのようなステージには立てないということになるのでしょうか?

——今後の展望や目標があれば教えてください。
タイガームエタイ 日本のファンの皆さんにも注目していただける試合をしたいと思います。

第3試合 浜崎朱加

画像: 第3試合 浜崎朱加

——試合の感想をお聞かせください。
浜崎 黒部選手は、すごく気持ちが強くてスタミナもすごくある選手だったので、私的には早い段階で決めたいというのが課題のひとつだったので、それができてよかったです。

——実際に戦ってみて、相手の印象はいかがでしたか?
浜崎 最後までタップしなかったので、気持ちが強いと思いました。力も思ったより強かったです。

——元々狙っていたのか、もしくは試合展開の流れで決めたのでしょうか?
浜崎 流れの中です。得意の形の一つなので、自然に出た技となります。

——1R終了間際での決着についていかがですか?
浜崎 長引けば長引くほど黒部選手の得意な形になっていくと思ったので、1Rで仕留められたのは大きいと思います。

——前回の判定勝ちから、今回は一本で勝つことができました。
浜崎 一本で決められたのは嬉しいです。まだまだ課題が見つかる内容でもありました。

——藤井惠さんが会場にいなかったことでの不安はありましたか?
浜崎 いてくれると心強いというのもあって、終わってすぐ電話して報告だけしました。「おめでとう~。まだまだ辞められなくなったね」と言われました。

——今後の展望や目標があれば教えてください。
浜崎 まだまだ戦ったことのない選手がいっぱいいるので、決められた選手、誰とでもやりたいと思っています。

——今後、戦いたい選手は?
浜崎 特にないと言ったらアレですけど。みんなが見たいのは、おそらく浅倉カンナ選手だと思うので、その準備はできています。

第3試合 黒部三奈

画像: 第3試合 黒部三奈

——試合の感想をお聞かせください。
黒部 やはりいつも通り1Rに打撃もらってしまったのと、アームロックが形に入って強いのはわかっていたのですが、そこを凌ぎきれなかったのが悔やまれます。2R、3Rの体力勝負に持ち込みたかったのですが、及ばなかったです。

——実際に戦ってみて、相手の印象はいかがでしたか?
黒部 やっぱり、男前でした(笑)。まあ強いのはわかっていたんですけど、押し込めてたりとか…。そうですね…。もうちょっとやれたのにな、という気持ちはあります。極の力強さはものすごいあるのですが。

——打撃をもらってバタついた?
黒部 そうですね。いつものことなんですけど、打撃もらって焦っちゃうのは。

——初参戦のRIZINという舞台はいかがでしたか?
黒部 こんな大観衆の中で試合ができるのは選手冥利に尽きるのですけど、緊張の度合いとかは、やはりいつもとそんなに変わらなかったです。「相手と自分」という形でリングへ上がれば、そうなりました。花道を通っているときは、意外と周りの人が声をかけてくれて、嬉しかったです。

——世界王者と日本最強の対決と謳われたプレッシャーは?
黒部 試合前はそういうのはプレッシャーにはなりますけど、ゴングがなってしまえばそこは関係ないですね。

——今後の展望や目標があれば教えてください。
黒部 地道に今まで通り練習して試合をこなしていきたいと思っています。

第2試合 大雅

画像: 第2試合 大雅

——試合の感想をお聞かせください。
大雅 そうですね…。倒そうとしすぎて全然自分をコントロールできていなかったというか…。

——今回の判定結果で、1票が原口選手に入りましたが、いかがですか。
大雅 うーん、まあ別に…。

——相手の印象はいかがでしたか?
大雅 お互い噛み合ってはいなかったのかな、という感じはしました。

——ブランクは大きかったですか?
大雅 どうなんですかねえ…。ちょっとわからないです。

——まだ試合の整理がつかないのでしょうか?
大雅 自分の力が出せなかったというか…。

——初参戦となるRIZINという舞台は、いかがでしたか?
大雅 試合をしていて楽しかったです。人が多いに越したことはないので。

——今後の展望や目標をお願いします。
大雅 オファーがあれば…。

——大晦日に出たいですか?
大雅 そうですね…。オファーがあれば。今は試合をしたばかりで何も言えないです。
原口選手との再戦はしたいですね。

——スタミナは練習の成果が出ていたかと思いますが、いかがでしょうか?
大雅 スタミナは、全く問題なかったです。

——試合後、首を傾げていましたが、噛み合わなかったと思われたのでしょうか?
大雅 相手と噛み合わなかったというか、自分の中で歯車が噛み合っていなかったですね。

——今日のメインでは那須川天心選手の試合になりますが見ますか?
大雅 はい、見ます。

——天心選手と試合をしたい気持ちは持ちつづけていますか?
大雅 はい、それは変わらないですが、こんな試合してたらできないと思うので(苦笑)。
スカッと勝って宣言するつもりだったので…。

第2試合 原口健飛

画像: 第2試合 原口健飛

——試合の感想をお聞かせください。
原口 久しぶりに緊張しました。やっと終わって一息です。会場の大きさもですし、相手も大きい選手だったので。

——実際に戦ってみて、相手の印象はいかがでしたか?
原口 目が怖かったので、泣きそうでした。一番初めに中央で見つめあったのですが、怖かったので目を合わせないようにして、この辺(鼻を指さして)を見ていました。

——ドロー判定ですがご自身に1P入ったことについて、いかがでしょうか?
原口 1Rを取っていたかなとは思ったのですが、3Rを取られちゃったので、あれがなかったら勝てたと思うのですが、自分が甘かったのかなと。経験不足もあって力んでしまって…。途中で勝てると思ってしまってから、力んで相手のペースに持っていかれてしまいました。バックハンドなどの魅せる技も出せていたかと思います。もっとできたんですが、間合いの取り方がうまいので、むやみに攻められなかったので、そこはやっぱりうまいなと思いました。

——初参戦となるRIZINという舞台は、いかがでしたか?
原口 入場した時などもモチベーションが上がって、気持ちよかったです。

——今後の展望や目標をお願いします。
原口 ドローという結果なので年末もわからないのですが、年末も出たいですし、大雅選手とももう一回やりたいと思います。

——中盤から少し動きが鈍ったように見えましたがスタミナが切れてきていましたか?
原口 3Rしんどかったです。力んでしまって、自分でも力んでるのがわかっていたのですが、避けるのに精一杯でした。

第1試合 マネル・ケイプ

画像: 第1試合 マネル・ケイプ

——試合を振り返っての感想をお願いします。
ケイプ  試合について振り返ってみれば正直、自分が勝つとは(最初から)思っていました。そのために練習してきましたから。しかし正直なところ勝利までに時間がかかりすぎたのが反省点のひとつです。これは言い訳ではないのですが、練習中に大怪我をしてしまい、両足骨折に近い状態でリングに上がっていました。痛み止めを飲んで今回の試合に挑んだのですが、やはり両足のコンディションが良くなかったので思うようにフィニッシュへ持っていけませんでした。

——実際に戦ってみて、相手の印象はいかがでしたか?
ケイプ  中村選手は優れた選手だが、自分とは別次元にいると思う。 正直に言って自分と比べて下だとは思う。自分は現在、新チームで、良いトレーナー、セコンドに恵まれている。

——試合前にKOかサブミッションで、とお話になっていた通りの結果でしたが、今のお話によると怪我の影響だったのでしょうか?寝技で決着を狙いに行くのはプラン通りでしたか?
ケイプ  おっしゃる通り、試合の状況によって、こういった結果になりました。日本の皆さんにお詫びをしたい。実はもっと早めに試合を片付けたいと思っていたが。始まったところで違和感を覚え、その時点で作戦を見直して、相手に合わせてこういった作戦になりました。

——今後の展望や目標があれば教えてください。
ケイプ  とりあえず治療に専念します。今は非常に痛いので回復に1ヶ月くらい、年内に向けて57キロ階級のチャンピオンになりたいので、王者に自分が相応しいと思うので年末の試合が行われるなら出場したい。

——前回の対戦での判定に不服を表明されていますが朝倉海選手とのリマッチについてはどのようにお考えですか?
ケイプ  前回(RIZIN.10)の判定については負けていないと思っているので今でも納得していない。リマッチについては彼の今日の結果次第でしょう。もし彼が勝てば、喜んでリマッチをおひきうけしたい。年末に向けて準備していきたいです。

——3R最後までスタミナが落ちなかったのが勝因ですか?
ケイプ  スタミナについては自信があります。万全な練習をしてきたのでMMAなら10Rでも12Rでもリズムを落とさず、リズムを保って、戦えます。ただし今回は怪我の影響があり自分が思っていたより時間がかかってしまったというだけです。

第1試合 中村優作

画像: 第1試合 中村優作

——試合を振り返っての感想をお願いします。
中村  面白いこと言わなくていいですよね?

——すべらない話になりそうでしたら…
中村  いや、試合途中から滑り倒していたので。応援してくださっていた皆さんに申し訳ないと思っています。

——打撃戦への期待をというコメントもしていた中でグラウンドに持ち込まれた今回の試合の流れというのは?
中村  途中までは良かったと思うのですがフラッシュダウン取った時に「右当たるわ」とちょっと思ってたので、自分の中で大振りになってしまい、いつものストレートなどが全く出てなくて。「盛り上げたい!」「KOしたい!」という気持ちが空回りしてしまって、途中から自分の試合じゃなくなってしまいました。

——実際に戦ってみて、相手の印象はいかがでしたか?
中村  タフだった。体も強かったし。ボディ入れてて「効いてんちゃうかな?」というのもあったのですが…。

——熱望したオープニングマッチの試合内容はいかがでしたか?
中村  だめやと思います。お客さんも期待していたと思うし、自分の試合ができていなかった。

——今後の展望や目標をお願いします。
中村  今は考えられないです。

——試合中盤から組みつかれてテイクダウンを取られてしました。マネル選手の組みの強さは?
中村  そこまで強いとは思っていなかったのですが。自分は今までケージで戦っていたので、ロープは全然違う。そのケージとロープ際とか。

——立ち方とか?
中村  そうですね、全然違ったので。手が入ってくるじゃないですか、やっぱり、どこの部分でも。リングの練習不足が見えました。

——膝の打撃は決定打になりました?
中村 大丈夫だったのですが、右目が全く見えなくなったので、ここはもう打ちにいくしかないと思ったのですが、向こうが付き合ってくれなかったのでテイクダウンでずっとやられてしまいました。

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