ルール

RIZIN 女子 MMA ルール:5分3R / インターバル60秒(49.0kg)※肘あり

試合結果

試合内容

女王カンナの2018年初戦は判定勝ち
そして試合後、RENAがリマッチを要求!

画像1: 女王カンナの2018年初戦は判定勝ち そして試合後、RENAがリマッチを要求!
画像2: 女王カンナの2018年初戦は判定勝ち そして試合後、RENAがリマッチを要求!

1R、カラジャニスが距離をとる右インロー。浅倉は足を使ってプレッシャーをかけていく。そして両足タックルでテイクダウン成功。ハーフガードからサイド、バックへとまわると胴締め。そして立ち上がるカラジャニスの両足を抱え上げてふたたびテイクダウン。サイドを取った浅倉はカラジャニスの顔面にヒジとヒザを当てていく。

2R、カラジャニスの右インローがヒットするが、浅倉はまたあっさりと両足タックルでテイクダウンに成功する。カラジャニスは下からパンチ、ヒジ打ち。浅倉はアゴに右ストレート。そして上四方の体勢からマウントポジションを奪取。これを嫌がり背を向けたカラジャニスにチョーク。これは極まらずふたたびマウントを取ると腕十字に。これが完全に極まったかに見えたがカラジャニスはタップせず2R終了。

3R、カラジャニスが左ロー。浅倉の左ハイはヒットせず。浅倉は右フックをアゴにヒットさせると、カラジャニスのパンチをかわしながら組みつきからのテイクダウン成功。パウンドを入れながらマウントを取るとふたたび腕十字にいくも、腕が抜け、スタンド勝負となり試合終了のゴング。
判定3-0で浅倉が判定勝ちを収めた。

試合後、浅倉は「皆さん、今日は応援ありがとうございました。去年の10月に福岡で試合をして、トーナメント1回戦を勝って、年末に勝って、また福岡に戻ってこれて嬉しいです。チャンピオンになっての第1戦で、しっかり勝ちたかったのですが、こういう展開になってしまい、まだまだだなぁと実感しました。でも今年も、もっともっと強くなって皆さんと一緒にRIZINを盛り上げていけたらなっと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました」と笑顔。

これで終了かと思いきや、リングサイドで浅倉の試合を観戦していたRENAがリングイン。
マイクを持つと「RENAです。お願いがあります。トーナメントに敗れて、すごく悔しくて、悔しくて、『もういいかな』って時期も一瞬あったんですけど、やっぱり悔しくて。シーザー会長、榊原代表、髙田さん! トーナメントではなく、ワンマッチとして浅倉カンナ選手とのリマッチを実現させてください」と再戦をアピール。
これに対して浅倉は「試合が終わったばっかで・・・。本当に自分がチャンピオンになって追われる立場になり、改めてRENAさんの凄さを実感しました。でもファイターとして自分は一戦して、RENAさんはMMAで試合をしていなくて、正直、どうかなと。本当にチャンピオンになってもこんな結果で・・・。この立場では言えないかもしれないですけど、今はちょっとまだ考えられないかなと思うんですけど。やっぱりRENAさんとは一緒に練習していたというのもあって、気持ちも作ってやってきたので、また再戦っていうのも・・・」と再戦について難色を示す。
するとRENAは「フラれてもうたがなあ!」と苦笑。しかし、続けざまに「でも大丈夫です。7月16日、ガールズS-CUPで試合を行なうので、そのあと7月29日に2試合目でどうですか?」と提案。これに対し、浅倉は「ではRENAさんも2戦目になると思うので、大丈夫ですか? でも、ちょっと考えさせてください」とやはり保留!
そしてRENAは「女子格闘技を盛り上げるため、皆さんのお力をお借りたいと思っています。よろしくお願いします。死に物狂いで浅倉カンナを潰しに行きます!」と宣言し、両者は並んで撮影に収まった。

画像3: 女王カンナの2018年初戦は判定勝ち そして試合後、RENAがリマッチを要求!
画像4: 女王カンナの2018年初戦は判定勝ち そして試合後、RENAがリマッチを要求!
画像5: 女王カンナの2018年初戦は判定勝ち そして試合後、RENAがリマッチを要求!
画像6: 女王カンナの2018年初戦は判定勝ち そして試合後、RENAがリマッチを要求!
画像7: 女王カンナの2018年初戦は判定勝ち そして試合後、RENAがリマッチを要求!
画像8: 女王カンナの2018年初戦は判定勝ち そして試合後、RENAがリマッチを要求!

試合後インタビュー:浅倉カンナ

画像: 試合後インタビュー:浅倉カンナ

「勝ったのですがすごく悔しいですね。ダメだったところを直して、また次にいい試合ができるように練習していきたいです」

ーー試合の感想を。
浅倉  今までで一番自分のやりたいような試合ができなくて、勝ったけどすごく悔しいです。極められなかったというのもあるし、チャンピオンとしての第1戦目だったのでしっかり勝ちたかったのですが、納得がいかないです。

ーー腕十字は惜しかったです。
浅倉  結局は極めきらないと意味がないので、まだまだ課題が見つかったかなと。やってきたことが出せなかったですね。今回は。

ーー相手はやりづらかったですか?
浅倉  やりづらさはなかったのですが。今回、チャンピオンが3人出たじゃないですか。あとの2人はいい勝ち方をして、私は判定だったので、そこも悔しいし、まだまだだなあと思いました。

ーー試合後、RENA選手からリマッチを要求されました。
浅倉  いきなりすぎてどうしていいかわかんなかったのですが、やっぱりファイターとして試合を積んでから再戦と言って欲しかったなというのが正直なところです。その場で、「はい、やります」とはちょっと言えなかったですね。

ーーまた新しい課題が見つかりましたか?
浅倉  そうですね。またしっかりとやり直して。でも完成というのはないと思うので、ダメだったところを直して、また次にいい試合ができるように練習していきたいですね。

試合後インタビュー:メリッサ・カラジャニス

画像: 試合後インタビュー:メリッサ・カラジャニス

「(浅倉カンナ選手は)素晴らしいファイターの一人だと思います」

——試合の感想を教えてください。
メリッサ  残念ながら負けてしまいましたが、良いエンターテインメントのショーを皆さんにお見せできたのではないかと思います。プランを立てていたのですが、ストライクがたくさんとれなかったのと、サブミッションを取られてしまったので、こういう結果になりました。

——対戦相手浅倉カンナ選手の印象を教えてください。
メリッサ  とても準備をして臨んでいたし、技術も素晴らしかった。闘い方がとてもよかったので、素晴らしいファイターの1人だと思います。

——アームバーで極められそうな場面もありました。
メリッサ  なんとか逃げました。腕の状態はいまのところ大丈夫です。かなりタイトなアームバーでしたが、大きなケガはなかったです。

——今回RIZINに参戦された感想をお願いします。
メリッサ  私の強みであるストライクがあまり活かせなかったので、1試合ずつ経験を重ねて、どんどん良くしていきたいと思います。

——RIZINで去年グランプリがあって、女性ファイターが参加していますが今後、機会があれば、どんな選手と闘いたいですか?
メリッサ  私はアトム級で強い選手なので、良いパフォーマンスができると思います。また呼んでもらえると信じているし、RIZIN側に提示された相手だったら誰でも闘います。

This article is a sponsored article by
''.