ルール

RIZIN MMA 特別ルール:5分3R / インターバル60秒(59.0kg)

試合結果

(LOSE)マネル・ケイプ vs. 朝倉海(WIN)
3R 判定 1-2

試合内容

フルラウンドでのど突き合い!
勝利したのは……朝倉海!!

画像1: フルラウンドでのど突き合い! 勝利したのは……朝倉海!!
画像2: フルラウンドでのど突き合い! 勝利したのは……朝倉海!!

1R、朝倉が右ローで先制。さらに右フックをヒットさせるが、ケイプもカウンターの右フックで呼応。ケイプの左フック、右フックがアゴにヒットすると朝倉は軽くのけぞり、ここからケイプが左右のフック連打で怒涛の猛ラッシュに出る。瞬間的に意識が飛ぶほどのケイプの打撃に見えたが、朝倉はこれを凌ぎ切り、逆にパンチをケイプにヒットさせる。

2R、朝倉の右ストレート、ケイプの右ローがヒット。朝倉が両足タックルでテイクダウン成功。サイド、ガードポジションからパウンドを落とす朝倉は、サラビサイドから顔面にヒザをヒットさせる。

3R、朝倉の右膝がケイプのボディにヒット。ケイプは左ミドルをヒットさせる。朝倉はフェイントのタックルでケイプの右足を取ると、そのままスタンドで強烈な右フックを炸裂させる。このタックルのフェイントがのちのケイプの攻撃を消極的にさせる。残り40秒で、朝倉のパンチがサミングとなり、試合中断。再開後、両者は最後まで激しい打撃を演じて試合終了のゴング。

判定2-1で朝倉が判定勝ちを収めた。

画像3: フルラウンドでのど突き合い! 勝利したのは……朝倉海!!
画像4: フルラウンドでのど突き合い! 勝利したのは……朝倉海!!
画像5: フルラウンドでのど突き合い! 勝利したのは……朝倉海!!
画像6: フルラウンドでのど突き合い! 勝利したのは……朝倉海!!
画像7: フルラウンドでのど突き合い! 勝利したのは……朝倉海!!

試合後インタビュー:マネル・ケイプ

画像: 試合後インタビュー:マネル・ケイプ

「自分の相手ではなかったという気持ちだけ。結果が不服としか言いようがない」

——試合の感想を教えてください。
ケイプ  一言で言えば失望です。今回の判定を受けて、また日本に試合をしに戻ってくるかどうか、真剣に考えています。僕にとっては不本意な結果であり、レフェリーが相手の腕を上げたときに、「まさか」と思いました。RIZINには非常に失望しています。

——判定に不服ということですか?
ケイプ  ジャッジたちはMMAというものを本当に知っているのか? 果たして今日の判定がフェアだったと信じている人がいるのか? そういう気持ちでいっぱいです。

——朝倉選手の印象を教えてください。
ケイプ  何度か食らった場面もあったが、全体的に自分のほうが上だったし、所詮自分の相手ではなかったという気持ちがあるだけに、とにかく結果が不服としか言いようがないです。

——第3ラウンドで、手数が減った気がしましたが、自分が勝っていると思って逃げ切るつもりだったのでしょうか?
ケイプ  全体的に僕のほうが攻めていましたし、上でしたし、試合も自分が有利だと信じていました。途中で目に指が入ったので、視力に問題を感じていましたが、パンチも僕のほうがあたっていたし、全体的に僕の技のほうが効いていました。たしかに3ラウンド目は勝ったも同然と考えていたので、それ以上のリスクを冒す必要はないと考えていました。

——賛否両論あると思うが、内容としては今夜最大のスペクタクルだと言う人も多いと思います。あなたの闘いぶりはRIZINに魅力的に映ると思いますか?
ケイプ  これまでは試合を早く済ませたくて、早い試合展開にしてたが、今夜は自分のストロングポイントをもう少し見せたいのと、エンターテインメントにしたいというのもあり、じっくり挑んだつもりです。そういう僕の闘い方はもちろんRIZINには魅力的に映るでしょうが、個人的には失望のほうが強くて、今回のような判定だとフラストレーションしかないので、今の時点ではあまり言えません。それと今後、日本人と対戦するかどうかは本当にわからないです。

試合後インタビュー:朝倉海

画像: 試合後インタビュー:朝倉海

「挑発に力んだ部分もあったのが反省。判定までいってしまったのが悔しい」

――いまの感想はいかがでしょうか。
朝倉  感想ですか。まずこの顔ひどいですよね。大丈夫ですか(笑)

――ちょっと腫れてますがイイ顔です(笑)。マネル・ケイプは挑発をしてくる選手でしたがいかがでしたか。
朝倉  挑発してくるのは最初から分かっていましたし、そこに乗ったら負けだと思っていたので冷静に闘えましたけど、力んでいた部分もあったのでそこは反省ですね。今回、マネル・ケイプと対戦が決まったときに「俺じゃ絶対に勝てないだろ」という声をたくさん聞いていたので、絶対に勝ってやるぞと思っていたので勝てて良かったです。絶対に面白い試合をしてやろうと思っていたので、それは出来たかなと。でも、判定までいってしまったのは悔しいです。

――実際にマネル・ケイプと拳を交えてみての印象は。
朝倉  思っていたよりもパンチに速さと重さがありました。あんな重たいパンチを受けたのは初めてでした。

――朝倉選手のパンチもかなり当たっていたのですが感触はいかがでしたか。
朝倉  結構手応えがあったのですが、すごく頑丈でしたね。当たっても全然効いてない感じだし、倒れても立ってきたのでタフでした。

――タックルにいったり、いろいろなパターンで仕掛けていましたが。
朝倉  いつもは打撃しか見せてないのですが、全部できるんだよっていうところを見せられたのはよかったです。でも、極めきることができなかったのは悔しいですね。

――RIZINで2連勝を飾りましたが、次に闘いたい相手は。
朝倉  軽量級にはいい選手がたくさんいるので、誰とやりたいというのはないのですが、誰とでもやりますし、オレは誰とでも面白い試合を絶対にやります。

――具体的に名前を出すとしたら誰でしょうか。
朝倉  ファンの方にどんどん言ってもらいたです。そうすれば必然的に決まってくると思うので。オレは誰とでも闘います。

――朝倉選手のレベルは証明されたと思うのですが、イアン・マッコール選手や堀口選手との対戦という考えはありますか。
朝倉  階級も近いですし、同じ団体で戦っている以上はイアン・マッコール選手や堀口選手には勝たなきゃいけないと思います。今は目標にしている選手ですが、いずれ勝ちたいと思います。

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