ルール

RIZIN 女子 MMA ルール:5分3R/インターバル60秒 (49.0kg) ※肘あり

試合結果

(WIN)浜崎朱加 vs. アリーシャ・ガルシア(LOSE)
3R 判定 3-0

試合内容

“世界の浜崎”がついに降臨して勝利!
ガルシアもRIZIN女子の意地を見せた!

画像1: “世界の浜崎”がついに降臨して勝利! ガルシアもRIZIN女子の意地を見せた!
画像2: “世界の浜崎”がついに降臨して勝利! ガルシアもRIZIN女子の意地を見せた!

1R、ゴングと同時に前に出て左右のパンチを当てていく浜崎。ガルシアは浜崎のボディにヒザを入れるが、浜崎は組み付きからテイクダウンに成功。浜崎がバックに回ろうとしたところでガルシアは立ち上がり、浜崎はそのままガルシアをコーナーに押し込む。さらに足払いでテイクダウンを狙うが、ガルシアはボディを許さずスタンドでの激しい打撃勝負になり、浜崎は口から出血。

2R、打撃の攻防から浜崎が素早いタックルでガルシアをテイクダウン。横四方の体勢でガルシアの両手の自由を奪うと、顔面にパウンドを落としていく。さらにハーフガードからマウントを取りにいった浜崎だが、ここでガルシアが反転して上のポジションを奪取。上からパンチを落とすガルシアだが、浜崎は下からガルシアの左腕を両足で挟んで極めにいく。しかし、ここでゴング。

3R、浜崎の右ヒジがヒットするとガルシアは後退。ガルシアの左フックが浜崎のアゴにヒット。浜崎が片足タックルを取りにいくと、ガルシアは浜崎の腕を狙い、グラウンドでチョークに。これをしのいだ浜崎がガルシアの側頭部にヒジを当てていく。さらに腕十字を極めに行くが、ガルシアは耐えきり試合終了のゴング。

判定3-0で浜崎が判定勝ちを収めた。

試合後、浜崎は「AACCの浜崎朱加です。3年半ぶりに日本のリングに戻ってきました。アメリカでは世界チャンピオンになり、日本を盛り上げたいという気持ちでやってきたのですが、今日の試合も一本取れなくてすごく不甲斐ないです。次、しっかり一本決めて勝ちたいので、また応援よろしくお願いします。迎えていただいたRIZIN関係者の皆さん、スタッフの皆さん、AACCのチームのみんな、いつも応援してくださっている仲間のみんな、本当にありがとうございました。また懲りずに続けていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」とマイクを置いた。

画像3: “世界の浜崎”がついに降臨して勝利! ガルシアもRIZIN女子の意地を見せた!
画像4: “世界の浜崎”がついに降臨して勝利! ガルシアもRIZIN女子の意地を見せた!
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画像6: “世界の浜崎”がついに降臨して勝利! ガルシアもRIZIN女子の意地を見せた!
画像7: “世界の浜崎”がついに降臨して勝利! ガルシアもRIZIN女子の意地を見せた!

試合後インタビュー:浜崎朱加

画像: 試合後インタビュー:浜崎朱加

「一番の課題は打撃だと思っているので、できないことを伸ばして、できることを突き詰めていけばしっかり1本やKOを取れると思います」

――試合の感想からお願いします。
浜崎  しっかり一本を取りたかったのですが、思ってたよりも力が強くて極められなくて悔しいです。

――相手のアリーシャ選手はどんな選手でしたか?
浜崎  試合前から言っていたのですが、気が強くてジョシュ(・バーネット)のところで練習しているだけあってテクニックもあり、すごくいい選手だと思いました。わたしが思ったより動けなかったというのもありますが、テクニカルでいい選手でした。

――思ったより動けなかったというのは。
浜崎  硬くなり過ぎていた部分がありました。それも含めて実力なので次はしっかり仕上げていきたいと思います。

――アリーシャ選手の攻撃で危険だった部分はありますか。
浜崎  接近したときのヒジがちょっと怖かったですね。パンチも幾つかいいのをもらいました。序盤に鼻血が出てしまったので効きましたね。わたしの中では打撃が課題なので、打ち合える場面では打ち合い、最初からプレッシャーをかけていこうというプランで臨みました。

――後半のスクランブルで相手にチョークをかけられましたが、危険を感じる状態だったのでしょうか。
浜崎  怖さはなかったのですが、そこからのパウンドはちょっと怖かったです。

――これからの課題はありますか。
浜崎  一番の課題は打撃だと思っているので、できないことを伸ばして、できることを突き詰めていけばしっかり1本やKOが取れると思います。今日できなかったことを課題にしっかり練習したいと思います。

――できなかったこととは具体的になんでしょうか。
浜崎  腕を取って一本狙いにいけるところでしっかり極めきれなかったので、最後まで極めきれるように練習していきたいと思います。

――RENAさんはどのような存在でしょうか。
浜崎  彼女が総合を始めるようになってACCに練習に来てくれて、一緒に練習し、サポートしてきましたので一緒に高め合っていける存在です。

――初めて上がったRIZINという舞台はいかがでしたか。
浜崎  やっぱり、入場ひとつとってもお客さんが盛り上がって迎えてくれるのですごく気持ちよかったです。

――次に闘いたい相手はいますか。
浜崎  誰でもいいので闘いたいです。

試合後インタビュー:アリーシャ・ガルシア

画像: 試合後インタビュー:アリーシャ・ガルシア

「やはり彼女(浜崎朱加)は世界チャンピオンだと思いました」 (アリーシャ)
「敗戦はしましたが、素晴らしかった。恥じることはないです」 (ジョシュ)

——試合の感想をお願いします。
アリーシャ  最初は応戦していたのですが、だんだん彼女のペースになってしまいました。

——浜崎選手の闘ってみた印象は?
アリーシャ  やはり彼女は世界チャンピオンだと思いましたね。

——負けてしまいましたが、元世界チャンピオンを相手に堂々たる試合を見せたと思います。
アリーシャ  判定でしたが、第1ラウンドは私がとって、そのあとは彼女にとられていたと思います。しかし、試合運びには満足しています。自分なりにはキープできたと思っています。後半から彼女の集中力がぐんぐん増してきて、結果的にとられてしまいました。

——元世界チャンピオン相手によくやっていたと思います。
アリーシャ  トレーニングを頑張ってきました。この試合ができたことを誇りに思っています。常にリングの上では自分が勝つんだというつもりで頑張ってきました。ジョシュとはメンタルトレーニングに力を入れて頑張ってきました。「絶対にナンバー1になる」というつもりで頑張ってきましたが、相手が強かったです。

——ジョシュに質問です。彼女は素晴らしいパフォーマンスをしたと思いますか?
ジョシュ  (笑いながらマイクで何回かアリーシャを叩く)凄くいい闘いをしてくれたと思います。スキルの面でもメンタルの面でも。どんどん力を増してきています。まだ完全ではないけど、コーチとしては負けることはガッカリさせられます。敗戦はしましたが恥じることはないです。これからは攻撃性と自信をもっと高めていきたいです。浜崎選手はもちろん。2人とも素晴らしいファイターだと思います。
アリーシャ  SNSなど会場でのみなさんの応援がいつも力になります。ありがとうございます。

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