16試合もやったのはPRIDEも含めて初めてのことでした。
格闘技の魅力がしっかり詰まったいい大会だったんですが、判定が多かったです。もっとテンポよくいけばなと思いました。
期待した以上にハネなかった試合が多かったと思います。格闘技はリアルなものなので求めているようなものになるとは限らないんですが。休憩も取れないところがありました。16試合を組むのはこれを最後にしたいなと思います。
ただ那須川天心とRENAに大会全体としては救われました。あっぱれな試合だったと思います。
魅せるということ結果を出しということに関しては他の選手たちとは運も含めて持っているものが違う、引き寄せるものがあると思います。
僕の中のMVPは藤田大和です。天心の相手を選ぶのは難しいです。藤田に関しては今年の4月あたりからずっと目をつけてきました。村田諒太の活躍もありボクシング界に熱があったのでボクシング界からということもあって、藤田のMMAでの試合を考えていました。
でも天心とやることになるとは思っていませんでした。いい試合というのは格闘技の世界でひとりではできません。好敵手、ライバルというものがあって初めてできます。天心とRENAに関しては誰と闘うのが見たいのか? それを僕らがしっかり供給する。ヒクソンvs髙田のようなことがしっかりしたテーマが見えてくればより良いのかなと思います。
そういう意味では新しい斬新なチャレンジを藤田大和がしてくれました。あとは女子格闘技を引っ張っていくんだというRENAの男気。女ですけどあえて男気と呼ばせてもらいます。アンディ・ウィンの体重オーバーに関して全てを受け入れて闘った。その心意気。
RENAと天心、この2人に助けられたなと思った大会でした。

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