今や押しも押されぬジョシカクの象徴RENAが登場。ハンガリーのオールラウンダー、ドーラ・ペリエシュと激突する。

1R、いきなり組みつきからRENAをグラウンドに引き込んだペリエシュは、すぐさま腕十字に。これが極まるかに見えたがRENAをこれをほどきスタンドに。今度はRENAが三日月蹴りをボディにヒットさせダウンを奪うと、さらに踏みつけ、右ストレート、左ボディフックで逆転KO勝利をおさめた。

画像1: 今や押しも押されぬジョシカクの象徴RENAが登場。ハンガリーのオールラウンダー、ドーラ・ペリエシュと激突する。
画像2: 今や押しも押されぬジョシカクの象徴RENAが登場。ハンガリーのオールラウンダー、ドーラ・ペリエシュと激突する。
画像3: 今や押しも押されぬジョシカクの象徴RENAが登場。ハンガリーのオールラウンダー、ドーラ・ペリエシュと激突する。
画像4: 今や押しも押されぬジョシカクの象徴RENAが登場。ハンガリーのオールラウンダー、ドーラ・ペリエシュと激突する。
画像5: 今や押しも押されぬジョシカクの象徴RENAが登場。ハンガリーのオールラウンダー、ドーラ・ペリエシュと激突する。

RENAは「みなさーん、こんにちは。シュートボクシングのRENAです。本日はご来場いただきまして、まことにありがとうございます! いやあ、ヒヤヒヤした!(笑)。最後、なんとか勝つことができてホッとしています。やっぱり私はまだまだなんだと思います。でも私はさらに強くなって、このRIZINでもトップになりたいので皆さんの応援よろしくお願いします。4月は日本人にとってスタートの時期でもあります。私は子供の頃は引きこもりでしたが、シュートボクシングに出会って、RIZINさんに出会って、今こうしてたくさんの皆さんの前で、たくさん応援してもらえて本当に嬉しいです! ありがとうございます!」と喜びを爆発させた。

画像6: 今や押しも押されぬジョシカクの象徴RENAが登場。ハンガリーのオールラウンダー、ドーラ・ペリエシュと激突する。

RENA 試合後インタビュー

──試合の感想をお願いします。

RENA 引き込んでくるであろうなと思っていたんですけど、初っ端に来ちゃったので一瞬どうなっているかわからなくて、気づいたら寝技になっていた感じですね。最初取られかけたんですけど、なんとか戻すことができて、自分の流れに持っていけんたんじゃないかなと思います。

──怖いRENAを見せるということでしたけど、踏みつけとかサッカーボールキックとか怖い部分は出たと思いますね。

RENA そうですね。ずっと立ち技をやってきて、寝転んでいる相手に蹴ったり踏みつけたりはダメなルールなので抵抗はあったんですけど、トーナメントに向けて少しでも怖いRENAを見せたかったので、今回吹っ切れた感はあります。

──吹っ切れたというのは具体的に言うとどういうところですか?

RENA 気を抜いていたら踏みつけもできるし、サッカーボールキックもできるし、押さえ込んで顔面へのヒザ蹴りもできたので、気を抜いたら危ないよということはアピールできたと思います。

──違うRENAを見せれた感じですか?

RENA まだわかんないですけど、毎回毎回違うRENAを見せれたらなと思います。

──途中で三日月蹴りで目を切ったところがあったと思うんですけど、これ以上はというところなのか、慣れてないのか、どちらなんですか?

RENA 10年間、シュートボクシングをやっていたので、ダウンがあると染み付いているので後ろ向いちゃったんですけど、セコンドに言われて、「終わってない」って(笑)。「そうや、これダウンない」と思いました。

──踏みつけだったりサッカーボールキックを出したことでグランプリへの手応えはありましたか?

RENA 逃げる技術だったり、オープンフィンガーグローブで殴る技術もわかってきたので、今回いろいろ試してやってよかったと思います。

──腕を極められた時の状況を詳しく教えてください。どうして入られたのか、ダメだと思ったのか、余裕があると思ったのか、どうでしたか?

RENA 「あ、来た」と思ったんですけど、防がなきゃと思ってセコンドの声のままに動いて取られかけたんですけど、その時に「RENA、寝技で秒殺負け」みたいなのが頭によぎっちゃって、それだけは避けたいなと思いました。巧いこと頭をずらせて逃げることはできたので安心しました。

──何回か足での攻撃をされていましたけど、AACCの阿部さんと練習していたからできたのかというのと、飛び蹴りのテクニックについてどんな感じだったんですか?

RENA 今回寝技が得意な選手で下の攻防が巧い選手という印象だったのでそれをどうするのかっていうところで、AACCの阿部さんと相談してサッカーボールキックをフル活用でいいんじゃないかということで、怖いRENAを見せられるんじゃないかということで練習しました。

──ポスターやパンフレットでも前面に出ていましたけど、RENA選手にのしかかるプレッシャーはありました?

RENA 今は試合自体を楽しんでいるので、そんなにプレッシャーはなかったんですけど、今回女子選手の3試合全部おもしろい試合だったので、最後のトリを務める私はどうすればいいんだと(笑)。でも、私は私らしく闘おうと吹っ切れてリングに上がることができました。私は私のままリングに上がって、その中でも違う「RENA」を見せて、笑顔でリングを降りたいと思いました。

──ジョシカクの選手も役者が揃ってきたなというイメージがあるんですけど、いかがですか?

RENA 違う色の選手がたくさん出てきたんですけど、もっともっとたくさんの選手がいるので今後もおもしろくなってくると思います。

──会場にもいっぱい女性客がいて、RENA選手はじめ個性的な女子ファイターに多くの歓声が飛んでいましたけど、より盛り上げていくためにどうしたらいいと思いますか? また、闘う女子を代表して同じ女性に伝えたいことはありますか?

RENA 男女問わず応援してもらえるのはうれしいですが、格闘技は男性のものっていうイメージがあって、女性のファンは少なかったんですよね。そこでRIZINさんという機会があって、女性から応援していただけるようになってきたのは力になっています。その中で何をどうしたらいいのか模索している状態なんですけど、やり続けることが一番だと思うので、今あることを全力でがんばっていこうと思います。

画像: RENA 試合後インタビュー

ドーラ・ペリエシュ 試合後インタビュー

──試合の感想をお願いします。

ペリエシュ 負けて残念です。

──序盤は極めにいく場面もありましたが、RENA選手はどんな印象でした?

ペリエシュ 本当に強いですね。立ち技も素晴らしいし、立ち技でそのままいっていたらもっとすぐに負けていたでしょう。

──RIZINというイベントの印象はどうでしたか?

ペリエシュ 私はこんなに大規模に組織されたイベントに参加したことはありませんでした。素晴らしいことでした。

画像: ドーラ・ペリエシュ 試合後インタビュー

This article is a sponsored article by
''.