画像: 「(RIZIN FIGHTING WGPは)日本の格闘技ファンが誇れるイベントになる、そう思っています」
JUNGLE FIGHT代表 ヴァリッジ・イズマイウ氏インタビュー

10月8日(木)に大晦日「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015さいたま3DAYS」の開催発表記者会見を行い、いよいよ日本の格闘技イベントの復活へ向けて始動したRIZIN FIGHTING FEDERATION。この記者会見のために来日した各国のプロモーターたちに話を聞いた。

――JUNGLE FIGHTについて教えてください。
JUNGLE FIGHTは、ブラジルの90パーセントのシェアを誇っているラテンアメリカ最大の総合格闘技イベントです。もっとも高い視聴率がとれるイベントでもあり、ブラジルでは地上波で放送、南米3か国とアメリカではESPNで放送しています。今UFCで無敵のチャンピオンと言われているジョゼ・アルド、UFCヘビー級チャンピオンのファブリシオ・ヴェウドゥムなど、これまで100人以上の選手たちをJUNGLE FIGHTからUFCに送っています。

――RIZINが始動すると聞いて、どんな印象を持ちましたか。
2007年にPRIDEが終焉を迎えたとき、日本の格闘技界はすっかり止まってしまったように見えました。その後小さな大会はありましたが、やはりPRIDEとは比べものにならない。PRIDEはアメリカでもヨーロッパでも受け入れられた偉大なイベントでした。その世界的なイベントが突然消えてしまい、とても残念に思いました。でも、あの日々がついに戻ってくるのです。これは日本の格闘技ファンが誇れるイベントになる、日本の心、精神を象徴するようなイベントになる、そう思っています。

――今回RIZINに参加するにあたり、どんな思いを抱いていますか。
榊原さんは、世界一の格闘技イベントを手掛けていた人物。彼がやるからこそ、RIZINは素晴らしいイベントになると思います。RIZINが成功すればMMAの世界も発展し、日本や世界の競技人口も増えるはず。それを実現できるのは、知識と経験のある榊原さんしかいません。彼はMMAの歴史を築いてきた男です。僕もかつては選手としてPRIDEに出場しましたが、今回このRIZINの幕開けに参加できることを本当に嬉しく思っています。

――RIZINにはどんな見どころがあるでしょうか。
PRIDEのような歴史的イベントが、さらにパワフルになって、よりよいものとして帰ってきます。世界中からベストファイターが集まる瞬間をみなさんに披露するために、私もJUNGLE FIGHTから軽量級の人気選手送り込みたいと思っています。そして、10月24日に初めて100キロ級のタイトルマッチを行うので、その勝者も年末に連れてくるつもりです。私は、選手をリスペクトしてくれる日本のファンが昔から大好きです。そんなみなさんが満足してくれるイベントに、間違いなくなるだろうと思っています。激しい試合を楽しみにしていてください。

JUNGLE FIGHT オフィシャルサイト:http://www.junglefc.com.br/

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