画像: 角界から、ついに“世界を目指せる男”が登場!把瑠都ことホーヴェルソン・カイド選手インタビュー

10月22日、元大相撲力士・把瑠都凱斗ことホーヴェルソン・カイド選手が「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2015 さいたま3DAYS」に参戦することが決定。出場に至る経緯や試合への思いなどを伺った。

――どのような経緯でRIZINに参戦することになったのですか。
二年前に怪我で相撲界を離れることになって、引退後は実業家としてビジネスの世界で活動していました。でも、自分の中では「もっとできるのではないか」という気持ちは常にあったんです。アスリートとしての心がまだどこかに残っていたんでしょうね。格闘技にずっと興味はあったんですけど、自分からはなかなか言えなくて(笑)。リトアニアのプロモーターであるドナタスさんに声を掛けてもらったときは、嬉しかったですね。ようやく大きなチャンスが来たな、と。ここでやらなくていつやるんだという気持ちになりました。

――現在はどんな練習をされていますか?
引退してからも体はずっと動かしていました。一年くらい前から意識的に体を動かすようになって、二か月前からはかなり本格的にトレーニングしています。日本では小路晃さんと練習しています。これからエストニアに戻って体格の大きな選手たちとトレーニングを積んで、11月中に日本に帰ってきてピーター・アーツさんと打撃の練習をする予定です。総合格闘技は相撲とは違いますけど、練習次第では相撲や柔道など自分のルーツは武器として使えるかなと思っています。

――日本の格闘技は、もともと好きだったようですね。
はい。昔から大好きで、よくテレビや会場で観戦していました。ファン目線でも見ていたし、「自分だったらこんなふうに戦いたいな」というファイター目線でも見ていましたね。ヒョードル選手の試合が特に印象に残っています。KO勝ちが多かったから、いつも楽しみにしていたんですよ。そのヒョードル選手と今回同じ大会に出ると思うとちょっと緊張しますね(笑)。とても光栄なことです。

――最後に、楽しみにしているファンにメッセージを。
大晦日、格闘技の世界も新たなスタートを迎えますが、それと同時に私もファイターとして新しいスタートを切ることになりました。高田延彦さんが(記者会見で)「未来に向けたファイター」と言ってくださった。自分でもそう思っています。今は、二人でも三人でもかかってこいという気持ち。いい試合を見せるので、みなさん楽しみにしていてください。

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